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志賀原発の直下に活断層の可能性

2015年05月14日 | 原子力・放射線
原子力規制委員会が、1号機原子炉建屋などの直下にあるのは活断層の可能性が否定できない、との見解。

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原子力規制委員会の有識者会合は13日、運転停止中の北陸電力志賀原発(石川県)の1号機原子炉建屋など重要施設の直下にある断層について、活断層の可能性が否定できないとする見解で一致しました。

新規制基準は活断層の上に重要施設を設置することを認めていません。
この結果が覆せなければ、1号機は廃炉を強いられます。
(朝日新聞 2015年5月14日より抜粋して紹介)

やっぱり‥。
志賀原発が計画されてから、地質関係者(私を含む)は現地を訪れ地質調査をしました。
「どう見たって、活断層だ」
そんな我々の見解は取り入れられられることなく、志賀原発が建設されてしまいました。

そして20年以上が経過して、この報告。
あの時の声が届いていれば、このような「負の遺産」を作らなくてもよかったのに。
残念‥。

そして、ぜひ廃炉にしてほしいです。

2 コメント

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Unknown (Pearsword)
2015-05-17 07:21:38
 北陸電力も、折を見ては原発を再稼働したいというコメントを残しているようですが、活断層が下に通っていると判っていながら建設したというのは、放射能を舐めているからなのでしょうか……。廃炉になって欲しいけど、北電上層部があのようでは、どうなることやら不安も甚だしいですね。
 早く、日本から原発を一掃してほしいものです。 
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Pearswordさんへ (Repu)
2015-05-19 22:07:37
「活断層」に対する評価と考え方に、尽きると思います。
私は、プレート運動によりひずみが発生し、そのひずみが解消されるのが活断層、だと思っています。ということは、継続するプレート運動がある限り、ひずみが蓄積し、「周期的」に地震が発生するはず、なのです。
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