ブナの中庭で

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漆芸の極み、能登・輪島

2016年03月30日 | いろいろ
輪島の漆芸の豊かさと深さに感激‥。石川県民なのに、初めて知りました。

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今年度はずっと漆に関わる仕事をしてきました。
漆の化学的特性を学び、山中漆器の工房を訪ね、自ら椀木地に漆を塗り、そして激しくかぶれて‥。
この仕事の仕上げは、輪島訪問です。

金沢を高速バスで出発、輪島まで2時間30分。



まずは輪島漆器会館へ。

ここには124工程(!)で作り上げられる輪島塗の展示がありました。
(撮影禁止なので紹介できず、残念です。)

輪島塗の特徴は、分業。
124工程を、木地、下地塗、上塗、蒔絵、沈金、蝋色などに分け、それぞれを専門家が技を発揮して作品を作り上げていきます。

石川県輪島漆芸美術館へ。

世界で唯一の漆芸専門の美術館です。

現在、特別展「重要無形文化財 輪島塗の世界」が開催中。
輪島の漆芸文化の極みを見ることができます。

美術館の隣には、石川県立輪島漆芸技術研修所があります。

漆芸専門の研修所(しかも県立)をもっているのは、輪島だけ。

お昼ご飯を食べに入ったお寿司屋さん。カウンターは、もちろん輪島塗。

海鮮丼をいただきました。

漆芸文化、奥が深いです。
輪島、素晴らしい町。


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