雪山好きっ娘。+に乗っていた記事です。
原本は「Climbing Magazine」の記事、これを上記サイトでは翻訳して紹介しています。
参考になる点が多いので転載紹介します。
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立ち位置
ビレイをする時は、最初のボルトの下に立つ。こうすれば、リードが落ちても、上に引っ張られるだけで、地面を引き擦られたり、壁に擦られることも無い。
靴
しっかりした、つま先が覆われた靴を履くこと。サンダルは駄目。リードが落ちて上に引かれたら、両手はロープを持つことで精一杯になるので、壁に引き込まれないように足で踏ん張る必要がある。また、リードが派手に落ちると、もの凄い力が掛かるので、たとえ寒くなくても、ビレイ用の手袋をするべきだし、ヘルメットもした方がいい。
確認
最初のボルトが地面に近い場合、リードする人は 2番目のクリップをしてから、最初のボルトのクリップを外すことを考えなさい。そうすれば、ビレイヤーが最初のボルトの方向に引かれる事を防げる。クライムダウンしてクリップを外すのが面倒なら、チョンボ棒を使って最初のボルトを飛ばして、2番目のボルトにクリップするという手もある。
岩の形状
上に引っ張られた時の軌道にある、1番目や 2番目のボルトの下の岩の状態に注意しなさい。とがった岩やぶつかりそうなオーバーハングが無いかどうか、壁に危険性が無いかどうか。数メートル上に引っ張られて岩に当たったときの衝撃を想定しておきなさい。もし、上方に引っ張られると危ない可能性があるなら、他のラインを登ってもらうか、もっと体重のあるビレイヤーを探した方が良い。
対処
リードしている人が落ちたら、ロープをきつく持ち、上に引っ張られる対処をしなさい。飛び上がっては駄目。リードしている人が低い場所を登っている時は、片膝を突いてしゃがむことも考えなさい。こうすることによって、ビレイヤーとリードしている人との距離を少しでもかせぐことができ、リードしている人が落ちた時に、お互いにぶつかる可能性も減らせる。もし、ぶつかることが避けられないのなら、横を向いて、あごを守るために口を閉じなさい。でも、制動している手からロープを離しては駄目だよ。
素早く
フォールを止めたときは、まっすぐ立っていられるようにしなさい。動きは懸垂下降で早く降りるのと逆な感じ。目標はバランス良く立っていることです。
コミュニケーション
制動手はロープをちゃんと持っていなさい。良いビレイヤーはリードが「落ちるよ」と言わなくても、常に落ちた時の準備をしている。リードしている人も、落ちる可能性が高いときは、「落ちるかも」と言って、ビレイヤーに注意を促しなさい。
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私が一緒に登っている(登らせてもらっている!)Nさんとは体重差が50㎏近くあり、彼のビレイにはいつも細心の注意を払っています。
今回の記事、とっても参考になりました。
Nさん、一生懸命ビレイするから、クライミングよろしくお願いします!
原本は「Climbing Magazine」の記事、これを上記サイトでは翻訳して紹介しています。
参考になる点が多いので転載紹介します。
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立ち位置
ビレイをする時は、最初のボルトの下に立つ。こうすれば、リードが落ちても、上に引っ張られるだけで、地面を引き擦られたり、壁に擦られることも無い。
靴
しっかりした、つま先が覆われた靴を履くこと。サンダルは駄目。リードが落ちて上に引かれたら、両手はロープを持つことで精一杯になるので、壁に引き込まれないように足で踏ん張る必要がある。また、リードが派手に落ちると、もの凄い力が掛かるので、たとえ寒くなくても、ビレイ用の手袋をするべきだし、ヘルメットもした方がいい。
確認
最初のボルトが地面に近い場合、リードする人は 2番目のクリップをしてから、最初のボルトのクリップを外すことを考えなさい。そうすれば、ビレイヤーが最初のボルトの方向に引かれる事を防げる。クライムダウンしてクリップを外すのが面倒なら、チョンボ棒を使って最初のボルトを飛ばして、2番目のボルトにクリップするという手もある。
岩の形状
上に引っ張られた時の軌道にある、1番目や 2番目のボルトの下の岩の状態に注意しなさい。とがった岩やぶつかりそうなオーバーハングが無いかどうか、壁に危険性が無いかどうか。数メートル上に引っ張られて岩に当たったときの衝撃を想定しておきなさい。もし、上方に引っ張られると危ない可能性があるなら、他のラインを登ってもらうか、もっと体重のあるビレイヤーを探した方が良い。
対処
リードしている人が落ちたら、ロープをきつく持ち、上に引っ張られる対処をしなさい。飛び上がっては駄目。リードしている人が低い場所を登っている時は、片膝を突いてしゃがむことも考えなさい。こうすることによって、ビレイヤーとリードしている人との距離を少しでもかせぐことができ、リードしている人が落ちた時に、お互いにぶつかる可能性も減らせる。もし、ぶつかることが避けられないのなら、横を向いて、あごを守るために口を閉じなさい。でも、制動している手からロープを離しては駄目だよ。
素早く
フォールを止めたときは、まっすぐ立っていられるようにしなさい。動きは懸垂下降で早く降りるのと逆な感じ。目標はバランス良く立っていることです。
コミュニケーション
制動手はロープをちゃんと持っていなさい。良いビレイヤーはリードが「落ちるよ」と言わなくても、常に落ちた時の準備をしている。リードしている人も、落ちる可能性が高いときは、「落ちるかも」と言って、ビレイヤーに注意を促しなさい。
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私が一緒に登っている(登らせてもらっている!)Nさんとは体重差が50㎏近くあり、彼のビレイにはいつも細心の注意を払っています。
今回の記事、とっても参考になりました。
Nさん、一生懸命ビレイするから、クライミングよろしくお願いします!
この前フォールを止めたとき、時間の進み方が普段より遅くなってたように感じました。
Nさんは素晴らしいクライマーなので、私がビレイしていてのフォールはまだありません。でもいつもその覚悟でいます。