「きっと料理を作りたくなる本~姫と洋~」Vol.3
本日発売です。どうぞよろしくお願いします。
伊織
突然の来客で窮地に陥ったカルチェ・ラタンの料理を、ひょんな事からシェフの大狩に替わって
作る羽目になったため、その腕の片鱗をみせてしまった洋。
姫はそれをしっかり見抜いていた。
と同時に大狩は洋をライバル店からの回し者・・・スパイと断定した。
しかし洋にそんな気持ちはサラサラ無く、話が食い違う。
第一大狩が口にした店など知らない。
姫が洋から事実を聞き出すと提案しその場をしのいだが、洋は気持ちの傾きかけていた姫にも疑
われていたと解り、深入りする前にカルチェラタンでの目論見を全てご破算にしようと思いつく。
強気だった姫に「辞めないで」と言われながらもカルチェ・ラタン去る。
どこかで食いぶちだけは探さねばならない洋。
運良くあきおのアパートの側にある安食堂で人手が足りないことを知り、とりあえずそこで働く
ことに決める。
しかしその店はとんでもない秘密を持った食堂だった。
にも関わらず、表向きだけしか見えなかった洋は、最後大狩に叩きつけた「フン、違うよ、何で
もフランス料理なんだな?それしか知らねぇのか?フランス料理が一番か?」
もフランス料理なんだな?それしか知らねぇのか?フランス料理が一番か?」
と言うセリフを思い出し、いつの間にか自分がそうなっていた事実に狼狽える。
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