サッカーのワールドカップが始まりました。英国やオランダなどの欧州では、開催地にカタールを選んだFIFAのジャンニ会長を批判していました。
理由は、次のようなものです。
① 最もコスト(約30兆円)がかかっている。
② FIFA役員の汚職。(マネロン汚職で数十人が逮捕されている。)
③ 労働者の人権問題。(インフラ建設で6,500人が死亡している。
原因は、50度位の気温の中の長時間労働といわれている。)
④ アルコールの制限やドレスコード、LGBTを法律で禁止しているこ
と。
そのことに対し、ジャンニ会長(スイス生まれ。)は、西側諸国の批判は偽善だと非難したというのです。つまり、欧州各国は、3000年にもわたって世界を植民地化しようとしていた行為を今後3000年間謝罪し続けろと言ったのです。
私も英国の大英博物館に行ったときに、エジプトのミイラやロゼッタストーンなどの戦利品が飾ってあって、これは盗んできた物だよねと友人に言って、あきれられましたが。
私がこの出来事で感じるのは、欧州人には気をつけろです。先日、オーストリアに住んでいた人と会ったので、欧州人は人種差別がひどいでしょうと聞いたのです。そうすると、根っこにはあるだろうが、移民できた人たちの方がアジア人を差別していると言っていました。まあ、インド人が英国の植民地だったので、日本より上だと思っていることと同じなのでしょうね。
誰より上というか、英国でも階級意識が強いのですよね。そして、韓国と同じように、自分の方が上でなければいけないのでしょう。環境問題でリードして、自分たちの基準を世界に押し付けようとしていました。
例えば、電気自動車の採用をいち早く推し進めて、中国も巻き込んで、ガソリン車を禁止しようとしていますよね。愚かでしょう。それでも日本やアメリカに負けるのですよね。
EUの官僚たちを見ていると、原理主義のような感じがすごくするのですよ。ですから、ロシアともぶつかるのですよね。NATOがウクライナに進出しなければウクライナ戦争はなかったでしょう。ある意味、自業自得なのですよね。日本は巻き込まれて大変ですが。
私が言いたいのは、欧州の動きに気をつけて欲しいということです。それでも付き合わなければいけない会社もあるでしょうから、本音は隠して、気をつけて付き合うことですよ。
今回の件を見て、感じたことです。