先日、WBCの件では、ヌートバー選手に日本人の魂をみたとか、侍ジャパンの選手達をみて外国の実態を理解すべきという教訓になったとか書きました。今日は、相も変わらず、日本人のいい気持ちを台無しにしようとする外国勢力と思われる反日左翼の記事を紹介します。
3月22日付けのフラッシュというエロ雑誌のようなところの記事です。
「WBC優勝も指摘される「栗山采配」への疑問 大谷・ダル頼り、選手を”ちゃん”呼びの「あきれるほどの甘さ」」という記事です。表題から攻撃的でしょう。
私が感じたのは、韓国の影ですよ。野球に対する意見はいろいろあってもいいとは思います。しかし、日本を好きではない感情が書かせているとしか思えない意見は、意見ではないと思います。韓国を感じた部分は、次に書きますが、残塁が多いという指摘です。まったく同じ事を韓国の報道が書いていたのですよ。日本を攻撃する箇所はそこしかなかったのでしょう。
このフラッシュの記事の「栗山采配」を批判している項目で上げてみます。
① 中国戦で圧勝のようにみえたが、戦いぶりはお粗末。(残塁が16、盗
塁やエンドランを絡めるなど、工夫が皆無。中国はレベルが低いのだから
コールドにしなければいけなかった。)
② ダルビッシュの使い方に疑問。(ダルビッシュは調子が100%からほど
遠いのに使い方が悪い。その証拠に3つの本塁打を浴びている。)
③ 栗山監督の”甘さ”は関係者の間で話題になっていた。(選手を下の名や
愛称で呼ぶのはどうか。)
④ 先発投手を試合前日発表し、相手にデータや考える時間を与えたことも
疑問。
などですよ。締めくくりは栗山監督が日本ハム時代に日本シリーズで優勝したときに泣いたことを亡くなった野村元監督の言葉を借りる形でけなしていました。
本当に、この記事を書いた人間は軽蔑に値する人物です。こういう記事を書いている人と同じような時代の監督が、スポーツをする選手達に暴力を振るうのだろうと感じました。それか、日本の活躍が悔しい、外国勢力がケチを付けるために書いているのだろうと思いました。
私は、野球は素人ですが、感じたことを書いてみます。それは、野球というものは、最後までわからないのですから、中国をコールド出来なかったとか失礼でしょう。相手も一生懸命やっているのですよ。だから、なかなか打てなかったのでしょう。結果は点差はありましたが。
日本の野球は高校野球のように、監督が選手を支配して、自分の手足のように使う事が勝利につながるとか思っていた時代が長かったのでしょう。私は、グローバル化が進んできて、このやり方は通用しなくなっていると思っています。経済を支える企業も同じですよ。グローバル化で外国を相手にしたときに、相手に対する尊敬と警戒は怠ってはいけないのですよ。
今回のWBCも大谷選手やダルビッシュ選手がその転機を知らせてくれたような気がします。ダルビッシュ選手も楽しくやろうといていたでしょう。過去の日本人選手のような使命感とか、国を背負うとかでなく、自分のベストをいかに尽くすか、野球を楽しむかですよ。大谷選手は野球少年と呼ばれるほど、野球が好きでしょう。楽しんでいますよね。つらいことや緊張もあると思いますが。
また、振り返りになりますが、大谷選手でも中国戦では、調子が悪いと指摘する解説者もいましたよ。それでも経験や自分の意志の持ちようで解決できるのですよ。ダルビッシュ選手もそうだったでしょう。この二人に頼り切りと書いていますが、頼り切りというより信頼しているのと、自分で考えさせて行動させているのですよ。自分で判断して自分で行動するという当たり前の行動です。日本は、上司に言われて、いやいや納得もしないでやるから成功しないことが多いのではないですか。
あれだけすごい選手の集まりの中で、何が大切かを学んだ選手も多かったと思います。それは、日本人ばかりと戦うのではなく、外国人選手と対戦してわかることもあったでしょう。
今後の侍ジャパンの選手達の活躍が楽しみです。