鶴見区の女子大生殺害事件で両親がコメントを発表していました。本当に無念だったともいます。このコメントにはエキスが詰まっています。コメントは3点で次のとおりです。
① 警察に4回も相談したが有益なアドバイスをもらえなかったし、助けて
もらえなかったこと。
これは、いつも私が言っているように、他人に頼りすぎてもダメだし、相談する人はいい人に相談しないといけません。しかも、都会だと、捜査能力はあっても組織の判断なので、被害者本人の判断に任せると思った方がいいでしょう。なぜなら、責任を取ろうとしない人が多いでしょう。都会の人間は。まあ、田舎の警察でもほとんどがそうでしょうが、割合から言うと田舎の方が少し多いイメージでしょうか。結論は、自分のことは自分で守れですよ。誰かが守ってくれると思うのは間違いですよ。それと、被害者には悪いのですが、自分自身で判断が出来る被害者など、ほとんどいないでしょう。それなのに責任を取りたくない警察はこうしろとは言わないですよね。そこに問題があるのですよ。皆さんには、そのあたりを考えながら、対応してほしいと思います。
② 私たちの住まいはもちろんのこと、祖父宅にまで押しかける報道陣のモ
ラルのなさ、この全てのことに疑問、悲しみ、憤りがあるということで
す。
まあ、本当に報道は、自分の会社だけが他社が書かない情報を書ければいいと思っているのですから、モラルなどないですよ。国会議員はこういう被害こそ法律を作って規制するなど、対応すべきでしょう。総務省が報道をやりたい放題で放置しているのですから、無理ですよね。もっと、報道を攻める人が多く出てほしいと感じました。
最後に、私が胸を打たれたのは、警察や報道を非難していた被害者の両親ですが、自分たちのことを反省していることです。
③ でも一番許せないのは私たち親が間抜けだったことで娘を守れなかった
と言っています。
だけど、経験しないとわからないですよね。こういう犯罪で命が危険なことは警察ならわかるでしょう。警察がやり過ぎと非難されても、命を守るために個別に警戒するべき理由はあったように感じています。警察の担当者も人ごとなのですよね。日本人の特性のようにも感じています。
児童虐待とかで最近も何人も児童が死んでいます。児童相談所もセンスのなさは最低ですよね。つまり、どこの職場でも同じですが、親身になって対応する人が少ないのですよね。
今回の件で、皆さんが教訓とすべき事は、自分のことは自分が本気にならないと、最悪の結果を招くということです。仕事が忙しいからとか、子供の喧嘩だから親がとやかく言うべきでないとか、自分が関わりたくない理由を考えるより、自分の子供たちのことに真剣に向き合うことが大切だということでしょう。
このように書いている私でさえも、息子がいじめられていたときに、仕事で構ってやれなくて妻が先生に訴えたのですが。その結果もうまく行ったから良かったものの、どのようになるかなど、誰にもわからないのですよね。
皆さんには、私の事例も含めて、後悔しないようにしてください。