いかりじいじのブログ

「備蓄米放出」がヤフートレンドに

 ヤフーのトレンド検索を見たところ、「備蓄米放出」がトレンドに挙がっていました。坂本農水大臣が退任に当たり、「備蓄米放出」をしなかったことは適切だと言ったことが取り上げられていました。
 このトレンドでのコメントは、概ね、正しい意見が多かったのですが、勉強もしない反日左翼と思われる者が、「緊急の場合の備蓄米だろう。スピード感がない。」とか、狭い視野しかないような意見を言っていました。
 「備蓄米放出」のポイントは難しくありません。法律で決められているのです。これは「平成の米騒動」があったことを受けて創設されたそうで、年間400億円強の維持費がかかっているそうですよ。
 この「平成の米騒動」では、反日左翼がよく使う「減反政策」があって、約400万トン減少させたのに、冷夏のせいで半分近くまで「供給」が落ち込んで、タイ米などを緊急輸入したのですよね。(ですから、「減反政策」が悪いと未だに反日左翼が言っているでしょう。印象操作そのものです。)
 つまり、このときのように不作などで「供給」が落ち込んだ場合に「備蓄米放出」となるのですよ。ですから、農水省は、このたびの「令和の米騒動」などと報道が煽った米不足は、調査の結果、全国の供給量はあるのだから、どこかに眠っていると推測したのだと思います。ただし、買いだめした人が多かった地域では実際米はなくなっているのですよね。詐欺に騙される人が多いようなものだと感じました。
 私のよくいく店では、新米が出ています。ほとんど誰も購入していません。積んだままです。積んである形状が変わらないのですよね。それから推測できるのは、買いだめした人は新米を買っていないということですよ。
 これで、備蓄米を放出したら、米不足の時に買えていなかった人は買えるでしょうが、買いだめした人が買わないので、米は値崩れすることが考えられるでしょう。そうすれば、困るのは米農家ですよ。せっかく今年は値段を上げて売れると考えていたのに、買いたたかれたら生活できませんよ。(そもそも備蓄米は精米の状態であるわけではないので、流通し始めるのにも時間がかかるのでしょう。間に合わないのではと思います。不作であれば事前に放出できるでしょう。)
 今日、私が言いたかったことは、テレビの報道を鵜呑みにしないでほしいということです。ほとんど自分たちの都合のいい部分の切り取りで、国民の不安を煽るためなのですから。逆に、石破議員を褒めていることなどは、国民にとっては良くないことなのですよね。これから、徐々に馬脚を現すことでしょう。



 


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