いかりじいじのブログ

トルコ地震での報道の姿勢

 少し前にも書きましたが、日本はトルコ地震で発生直後に救援隊を送り込んだのですが、日本の報道は数日も遅れてサンケイ新聞のネットニュースになったくらいでした。
 NHKの午後7時のニュースでも部隊の派遣を報道していませんでした。確か、BSニュースで世界のニュースを取り上げる中で日の丸を見たように思います。それで、何でなのかと思ったのですよ。
 つまり、日本の報道は日本国のため、日本人のためにあるのではなく、中国、韓国、北朝鮮のためにあるのだと思ったのです。(気球の件でも中国を擁護するニュースに仕立てているでしょう。)
 そして、先週になって、自衛隊が物資を運ぶということがNHKのニュースになりました。政府が広報内容を報道にまいたから仕方なくといった雰囲気のように感じました。それに伴って、救助部隊も行っているとか関連報道しないのかなとも思ったのです。
 NHKのニュースでは、その次には、東京消防庁の部隊だったとと思いますが、帰国の報告会があり、インタビューに答えていた消防隊の隊長と思われる人のインタビューに胸を打たれました。悲惨な被害の中でトルコの人たちを見て、胸を熱くしながら救助に当たったような発言だったと思います。ようやく、報道したかという思いでした。(日本のためというより、緑のたぬき、いや、小池都知事への忖度かなとも思ったのでした。)
 それに引き換え、中国の部隊は、国旗をがれきの中に突き立てて、いかにも助けに来たということをアピールしていました。ネット上で非難されていました。国民に対しても、いち早く救助に向かったとか、現地本部を設置したとか報道していましたからね。中国共産党も日本の報道と同じですよね。(気球でも平気で開き直りますからね。)
 もう一つ、日本の報道はというと、現地で救助の邪魔をしていたようです。トルコの救助隊が活動をしているのに、すぐ前でカメラを向けてリポートしているので、その声が邪魔になったので、怒鳴られていたようです。
 つまり、救助隊は埋まっている人の声を聞きたいのに日本の報道が邪魔をしていたのです。そればかりか、怒鳴られても声を小さくして続けていたというのですから、あきれてものが言えません。
 過去には、熊本地震でも避難所に集まっている人たちにカメラの照明を明々と当てたり、自分たちの食料は持って行っていなくて、コンビニの弁当を買い占めたりとやりたい放題です。(救助部隊は自己完結できるように食料を持って行くのですよ。寝る場所も確保できればいいけど、ない場合は車両などを利用するそうです。)
 豊田商事事件で人が殺されかけているのに、誰も止めようとしない報道を思い出します。自分が良ければいいのですよね。
 今回、トルコの地震の報道を見ていて思ったのです。皆さんは、そうおいう場面に遭遇していないので何とも思わないでしょうが、報道に対する接し方を考えないと、日本の行く先に大きな誤りが発生するでしょう。
 気をつけていただきたいと思います。





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