名古屋市の中学1年生の女子生徒がSNSで嫌がらせを受けて3月9日自殺しました。昨年11月には担任に相談していたらしいです。担任は女子生徒がいじめの加害者への指導を望まなかったということで、指導しなかったということです。指導もせずに解決方法はあったのでしょうか。
いじめ問題は、難しいと思います。加害者が転校するか、被害者が転校するかしか解決方法がない場合もあるでしょう。加害性とを指導したばかりに更に陰湿に隠れたいじめが継続することも考えられます。集団の場合もありますし。
一番のネックは、担任の先生の負担も大きいということです。経験もあって説得力もある先生なら解決しないまでも、少しは落ち着かせることはできると思いますが、解決能力がないとどうしようもありません。きちんと解決することなどはないのですよね。
校長先生だから管理職として能力が高いわけではありません。教育委員会の担当者だって同じようなものです。一般の会社でも、クレーマーに無力な会社があるでしょう。それと同じです。
そして、問題になる場合があるのは、加害者の生徒とその両親です。生徒も両親も相手の方が悪くて、自分の行動の反省ということを知らないケースが多いと思います。
国は、生徒の出席停止処分ばかりでなく、親の指導能力を判断して、親権停止などの両親にとって都合の悪い処分ができるように新たな法律を制定すべきです。
いじめはなくなりません。被害者が亡くなれば原因もわかりません。いじめられた方にも問題があるケースもあると思いますよ。先生すら味方になってくれないケースもありますから。先生が単純だとしても、少し人と変わっている者はいじめられるのですよね。私も少し変わっているのでいじめられてましたから。もっと、何が問題で、どのような対応が必要かを検討して対応すべきです。
どちらにしても、最悪なのは生徒が自殺して亡くなることですので、両親は後悔しないように、今、できる限りのことをしておくべきです。
私も反省しています。長男がいじめられたときに仕事が忙しくて本気で対応できずに妻が担任に連絡して、相手の両親にも指導してもらったことがあります。相手が理解できる人だったから助かりましたが、最悪な両親だったらどのような対応が正解だったろうかと考えました。
皆さんには、後で後悔することがないように、今、できうる限りの対応をしてほしいと思います。私の反省も踏まえて。今回のように何もしないにということでは次のステップにも上がれません。
どのような結果になろうとも、子供を守るのは自分達両親ということだけを強く思い、先生や相手両親と生徒にぶつかるべきと思います。
逆に加害者にもなる場合があります。相手両親は謝罪すれば許すとか、念書を書けとかいうでしょう。私が思うのは、事実を確定することを最初にしておき、その事実の範囲で謝罪するということです。土下座をするとか過度な謝罪は必要ありません。事実が過激な内容であればそれ相応の態度は必要でしょうが。
頭のいい人は、自分たちに都合の良い事実だけを既成事実化しようとしますので、相手に不利なことも含めて、何が真実なのかを裏付けのとれる事実で確定しておくべきです。根本的には、何が正しくて、何が悪いかをきちんと判断できることが必要と思います。
両親でも、相手と戦えない人もいるでしょう。そういう人は、共産党とか左派では出なく、信頼のおける友人に相談すべきです。暴行、傷害、脅迫、恐喝など、犯罪であれば、警察に相談する方が早い場合もありますが、警察も動きのいい人と悪い人がいるので、相手を選んで相談して方がいいですよ。能力的にも高い人がいいですね。
少しでも、今後の参考になればうれしいです。