紀三井寺の家

竣工して早、半年がたちます。

撮影と編集と、沢山の作業からやっとUP出来ました。

外部と

内部の

二部構成

お楽しみ下さい。

紀三井寺の家

撮影快調！

初冬の晴天に恵まれ、早朝より撮影！

薄暮の夕刻に再度集合、ゆうに200枚を越す撮影データ。

楽しみです、近々に当建築研究室のホームページ上でUP致します。

紀三井寺の家 OPEN HOUSE 二日目

朝の設営風景です。

この後、近隣の方々始め大勢の方にお披露目出来ました。

道路に対し、南方角の向かった閉じられた建築物は内部の明るさにどなたも驚かれています。

日本人の南方角神話を崩すつもりはないけれど、「敷地を読む」
この作業がプランを決定する。

ゆうに100数十名の見学者！

支えてくれた、工務店始めスタッフの皆さんに感謝！！！

何よりこの、イベントを快く承諾して頂いた建築主ご夫妻に大感謝！！！

の

二日間でした。

OPEN HOUSE

第１日目が無事終了致しました。

初日、天候にも恵まれ、近隣に方々始め大勢の方が訪れてくれました。

見応えのあるヶ処が満載！

設えに映える吹抜！

面白い仕掛けに！あっ！！！

便利なだけが住まいぢゃない！

楽しくなくっちゃ！！！

それを、体感して貰えまっす！

明日、二日目です！

是非、ご来場下さいまし！！！

詳しくは大浦建築研究室のお問い合わせフォームからお願いします。

木琴ではありません！

紀三井寺の家-12


軽快に揃った桧の格子床。

吹抜を繋ぐ渡り廊下。

桁梁と緊結ダボもリズミカルですね！

どなたかマレットで演奏を！！！

連格子

若い建築家には、流行りの格子なんて使うンでねぇ！
うわべだけの「隈さの真似ごと！など！！！」と叱咤！

で
しっかり
私は使っちゃいました。

図面では30㎜の駒返し
でも
室内では、見えるンですねぇ　後の反り止めのアルミアングルが
で
大工と現場の端材で検討試作
30㎜の見付けは変えずに
隙間を20いや15・・・
いや
10㎜と狭くし
やっと、決定！

見付けに対し奥行きを倍寸にして。

さてさてどんなインテリアになってくれるやら！

紀三井寺の家-11

見本作成

紀三井寺の家-10


メラミン板の見本作成。

速乾性の接着剤を使用し悪戦苦闘！

小口の処理は鉋でと思いきや、かなりな硬度。
やはり大工の手を煩わしてしまい、ルーターで面一に仕上げ。

接着剤が、はみ出てる、表面に付着してる。

あぁ

素人やなぁ！！！

ラッカーシンナーでごしごし！！！

まっ

平部と大手の関係を確認するには、これで良し！！！

さてさて、どんな空間が待っているのか！？

変わった材料が必ず面白いとは思いませんが・・・
建築主と走り回り、これがいい、いいや、こっちのテクスチャーのほうがいい！
最終決定は、奥方！！！

画像では確認しづらいでしょうが、群雲の如く、しかもしっとりとした感じに仕上がっています。

釜から上がってくるまで、模様の決まらない仕上がりの素材を使用出来ました。
そう！
ちょっとした、焼き物の雰囲気です。
作業は何一つ出来ない建築家なれど、イメージと感性と時間を頼りに日々検討中！！！

それに、一緒に楽しむ建築主がいる！！！

紀三井寺の家-09

紀州材

紀三井寺の家-08
当県の制度です。
紀州材需要創出事業（家づくり支援）
においての現場及び使用紀州材含水率の調査です。
申し込み全てに補助金交付とはいかないンですが、当県予算以上の申し込みがあれば抽選ですが・・・

4寸角桧通し柱です。
含水率は25％以下がボーダーライン、当研究室では4寸角が標準仕様、が、含水率の調査等は太い材ほど数値は高いのです。
この材は23％、調査官曰く、丸太梁などの太物になればなるほど含水率は高くなると言う。

それでも、無理矢理「窯」に入れられた材の事を考えれば、多少の含水率に差はあろうとも、日々の風にさらされ、少しずつ水分を放出し、建築途中も竣工後もその木材の芳香を放ちながら乾燥していくほうが、自然じゃないだろうか！？

構造見学会

紀三井寺の家-07

無事上棟式も済み、梅雨空の真最中！
それでも現場はドンドンすすんでいる。

屋根下地も概ね完成し、外部構造壁も完了、本日「中間検査」も受けました。

いよいよ、明日、日曜日(７月26日)に構造見学会が出来る運びとなりました。

建築主の厚い信頼と工事関係者の理解の中、感謝の気持ちで一杯です。

竣工時に完成見学会を挙行する予定です、骨組みの段階より空間の醍醐味を堪能していただけると自負しております。

日時　：2009年７月26日(日曜日)
会場　：和歌山市紀三井寺　地内
連絡先：当ブログのバナーから、当社ＨＰで確認してください。