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エロゲはやっぱり中古が一番

死神の蝶 栞那編 最終感想

ようやく死神の蝶、終了です。
最後の栞那編は、いつものゆずソフトらしく、イチャラブとエロさとご都合主義満載のルートでした。

「それはないやろ、そんな設定どこにもないがな」という批判にも納得できるほどに。でも途中までは良かったですよ。そこで終っていれば、新たなゆずソフトになった・・・かもしれません。

ここから先はネタバレがありますので、クリアしていない方にとってゲームの面白さを損なう可能性があります。進まれる場合は、すべて自己責任でお願いします。








さんざん苦労してようやく明月 栞那(アキヅキ カンナ)と付き合うことになった高嶺昴晴でしたが、実は死神である栞那はまもなく転生しなければならない、というのです。それでも栞那に残された仕事は、昴晴を決して後悔させない幸せな人生を歩ませることでした。
昴晴は栞那との別離を受け入れ、尚且つ将来決して後悔しないと誓います。そして思い出作りが始まります。
最初で最後の遊園地でのデート。
楽しい時間は過ぎ去り、夕暮れの観覧車で、最後の挨拶。


彼女の周りは光だし、やがて蝶となって消え去ります。

一人残された昴晴でしたが、栞那との約束を守り、前向きに力一杯生きていくことに・・・
・・・???
なりませんでした。

昴晴の寂しさがすべてを無視して、再び時間を巻き戻すことになります。すぐそばにいたために巻き込まれたミカドでしたが、なにか雰囲気が違うことに気付きます。再び出会った明月 栞那は、死神ではなく人間だったのです。
どうしてそうなったのか、これはプレイしていてもサッパリわかりません。何か理由らしきものがあるようなのですが、まるで的を得ず、ミカドにも理解不能のツギハギだらけの矛盾だらけ。
多分この辺りが、最初の「それはないやろ、そんな設定どこにもないがな」という批判に繋がってくるのでしょう。また、別離のまま終わった方が遥かに良かった、との意見もこの矛盾を遠回しに拒否したのだと思います。
簡単にいえば復活させるだけのシナリオが思いつかなかった、という方がより近いかもしれませんが、肝心のラブ、エロエロは全くこれまでなかったですからね。
二人が肌を合わせたのはほんの粘膜接触、ただのキスのみです。ここでライターはなんとしてもこのイベントをこなすべく、とっておきの秘儀、必殺ご都合主義を発揮したのです。
これまでは死神ですから、風呂も不要(だそうです。はじめてここで解説がありました。さすが最強ですね)だから屋根裏部屋で猫と一緒に暮らすことができたのですが、人間になった以上、そういうわけにもいきません。住む場所が必要で、そこで二人はめでたく同棲することになるのですが、さすが秘儀、とてもスムーズにくっつけることが出来ました。めでたしめでたし。
で、第二幕のはじまりとなります。

先に風呂をいただいた栞那の妄想が・・・

丁寧に身体を洗っているうちについ・・・
このシーン、めちゃエロかった!まさか載せるわけにはいけませんけどね。

初めてを迎える色情淫乱死神変じて色情淫乱娘になった栞那の18禁お茶の間コメディ劇場でした。
そんなこんなで無事に結ばれた二人ですが、ここから先は、さすがにメインルートですね。ゆずソフトファンにはたまらない展開が待っています。
この展開に導くための手段が先の必殺ご都合主義だったというわけですね。でもこれ以上のネタバラシは野暮というもの。
きっと推理小説の犯人をいきなり告げられたような気分になるに違いありませんからね。でもそんな悪戯が大好きな私は・・・

昴晴と家族、父親だけでなく、亡き母親を含めて微妙な関係が段々と明かされることになります。
いよいよクライマックスです。
さて、どうなるのでしょうか?

攻略完了画面です。


ゆずソフトファンには嬉しい嬉しいエピローグ。

人間になってくれて、ありがとう!



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