エロゲはやっぱり中古が一番

2019年度 お気に入りエロゲ

令和になって最初の年、今年一年を振り返ってみました。基本は中古ですが、できるだけ今年度に絞っています。
まずはトップは何といってもこれ。

第一位 月の彼方で逢いましょう(6/28 tone work's)

タップリ40時間以上、魅力溢れるヒロインたちが7人もいて、しかもいずれも話の長短あれど素晴らしい内容で、これ一本で7話も楽しめるという実にフトコロに優しいゲームです。中古価格は未だに相当しますが、それも無理からぬこと。雨音(レイン)ルートでタイトルの意味が初めて明かされるのですが、メインの灯華ルートでは意味ではなく体で感じることができるはずです。しかもEDムービーに至ってはまさに月と灯華の光の演出です。サウンドが臨場感を一気に盛り上げて、そのワンシーンのためにだけに描かれた灯華が、まるでかぐや姫のように光り輝きます。あまりにも凄すぎて息をすることさえ忘れてしまうぐらい魅入ってしまいました。私にとっては神ゲの98点という最高ランクです。(マイナス2点は私のPCがボロのせいか、ギターの和音に違和感を覚えたからです。もちろん他のサウンドはそんなことはありませんでした)

第二位 喫茶ステラと死神の蝶(12/20 ゆずソフト)

これ1本で10日近く楽しめた実に嬉しいゲームです。ただあまりにも人気がありすぎて、中古ファンとしては購入価格と売却価格の差が大き過ぎたのは残念ですが、それよりもはるかに価値があったので、売却分だけ戻ってきたと思えば一足早いお年玉みたいなものですね。
内容的には涼音の尺の短さとメインの栞那のご都合主義が無ければ間違いなくトップ賞。

第三位 和香様の座する世界(4/26 みなとカーニバル)
神話をとても読みやすく、身近に感じさせた秀逸作。国津神である和香様と琉々葉を中心に目まぐるしい展開と手に汗握る戦闘シーンなどボリューム感は十分ですが、あまりにもテンポが良すぎて、あっという間に終わった気分になるほどです。
みなとカーニバルが初めての人にはきっとハマるにちがいありません。嫌味のない面白さが、このメーカーの信条にもなっているので、気持ち良く遊べます。

第四位 きまぐれテンプテーション(9/27 シルキーズプラスWASABI)

新品で購入した数少ない作品です。前作・前々作とのさり気ない関連付けに思わずクスリ。サービス精神満載で、特にアンネリーゼのE-moteでの圧倒的なエロチックな体躯にばかり目を奪われがちですが、見た目とは裏腹にちょっぴりホラー混じりの推理物。しっかりと練られたシナリオで最後は見事などんでん返し。

第五位 金色ラブリッチェ -Golden Time- (2/22 SAGA PLANETS)

金色ラブリッチェ のFD。とはいえ通り一遍のFDではなく、しっかりとしたシナリオで最後は本編以上に感動の美しい色で締めくくられます。
正直いえば、もっと上位でもおかしくないくらいの出来で、まさしくゴールデン・タイム、至福の時でした。

第六位 アオナツライン(3/29 戯画)

シナリオ、キャラ、CG、やり取り、音楽等全てにおいて高水準にまとめられた戯画ならではのこれぞ青春といった作品です。どこの部分を切り取ってもまさしく青春の一ページ。スタートムービーがとても綺麗で、流れる映像に心地よいサウンドを体感するだけで鳥肌が立つほどです。
間違いなくトップクラスですが、未だに新品とほとんど価格は変わらず、中古ファンには手を出しづらいという全くの個人勝手な理由だけでこの順位となりました。

第七位 流星ワールドアクター(7/26 Heliodor )

世界観、展開、キャラ、やり取り、テンポの良さいずれをとっても申し分のない優良作品です。ただ、問題は広げた風呂敷を畳むことが出来ないことです。次回へ持ち越しではなく、全てにケリがつけられるようなら、間違いなくトップクラス。


ガチャの有料・無料やレアカードの所有の有無で、特定ルートへの制限がかかるため、リセマラをそこそこする必要がありますが、馴染みのキャラが出てくるのは、なかなか楽しいもの。違ったメーカーのはずが同一グループだと教えられたのもガチャカードならではのこと。世間ではあまり評価は高くはありませんが、ゲーム性といい、やり取り、キャラ、CG、音楽などいずれも高水準でまとまっています。

第九位 ココロネ=ペンデュラム!(7/26 Clochette)
世界観に嫌味はなく、エロくて、やり取りが軽妙で、ほんのちょっぴり人情噺が入って、終わればスッキリ。目新しさはないが、ボリューム感はタップリ、安心して遊べます。

第十位 リアライブ(3/29 Purple software)
攻略は5人、それぞれに仕掛けられた罠全てを攻略後にグランドルートに進みますが、最後のセリフがとても印象的です。システムは使いやすいし、CGや掛け合いもいつも通りで、ボリュウームに不満無し。これでこの価格???
中古ファンには実にありがたいお値打ち品(19/12/31現在、私の購入価格は7か月前ですが今の倍以上でした)

番外 タマユラミライ(5/31 Azurite)

遠野物語をベースに妖異に命を吹き込み、ヒトと魔法使いが織りなすミステリアスな作品です。キャラゲと思われがちですが、シナリオもなかなかのもので、プレイ中はもちろん、終了後もほのぼのとした温かさを感じることでしょう。

Pieces/渡り鳥のソムニウム (3/29 Whirlpool)

Whirlpoolの描くファンタジーの世界観は温かく、人とそれ以外の結びつきにとても癒されます。今回も天使とカステラという珍妙な人語を解する鳥?が中心ですが、最後のTrueで全てが幸せに満たされます。

缶詰少女ノ終末世界 (4/26 シルキーズプラス)

これについては以前感想をかいていますので、詳細はそちらでどうぞ。
変人・奇人ばかりの奇想天外な世界へようこそ!
リアライブと同じで合えば超お買い得品です。

9-nine- はるいろはるこいはるのかぜ ( 4/26 ぱれっと)

ロープライスできまぐれと同じく新品で購入した作品です。かずきふみのファンですが、前作のそらいろの方が私は好きでした。もちろん今回も面白かったですよ。むしろ核心に触れるような展開で、ラストが待ち遠しいくらいです。ただ妹の心の機微が物凄く繊細に描かれた前作の方が私の好みなので、残念ながら番外です。

ガールズ・ブック・メイカー -幸せのリブレット- (5/15 ユメミル)

エロゲには珍しく優しさ満載、読後感の心地よさがウリ。以前感想を書いているので詳細はそちらに譲るとして、私はこのゲームは大好きです。なによりも価格が安い!この価格で総勢21人と楽しめ、なおかつ文字通り幸せな気分で終ることができるなんて、当然ベスト10に入れるつもりが・・・つい先ほどまですっかり忘れていました(苦笑)。



他にも結構プレイしていますが、おかしなものでほとんど思いつくものが見当たりません。精々、世間で人気のさくら、もゆ。くらいですかね。最もこれはいい方ではなく悪い方で(笑)。随分エロゲを触っていますが、現実に寝落ちなんてとても珍しい体験をさせてもらえた唯一のゲームです。
Missing-X-Link も最終までプレイできませんでしたが、それはWin10との相性のせい。トラブルでやりたいができなかったのであって、やりたくないわけではありません。
PCから「さくら」を削除するときは最高に気分が良かったですが、「Missing」を削除するのはなんとも残念でなりませんでした。

そんなこんなで、あとは12月20日死神の蝶と同じ日に発売されたMUSICUS!(OVERDRIVE)。年末大特価で、さっそく注文はしましたが、着くのは年明け。正月は不在のため、プレイできるとしても4日以降になりますが、ななりんやあけいろと同じ原画のすめらぎ琥珀。表情豊かで迫力のある絵がとても楽しみです。


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