エロゲはやっぱり中古が一番

46期棋聖戦 七番勝負第1局 一力九段先勝

第46期棋聖戦七番勝負第一局 
黒:井山棋聖 6目半コミ出し
白:一力九段 

総手数:214手完 白中押勝ち

中央の折衝で勝負が決まる細かな形勢でしたが、どうやら井山棋聖が秒に追われて黒175(白186のところ)へコスんだために白176と差し込まれ178と切られて飲み込まれてしまいました。
井山棋聖は黒179以降仕掛けていきましたが、一力九段はしっかり読み切りっており手なしがはっきりしたところで投了となりました。
それにしても今回の展開は、白の一力九段のナダレの新型からの研究が実を結んだようです。


白18は一力九段の研究の手で、以下井山棋聖が厳しく打ち込んでいき、
黒39と生きたところまで、消費時間は1時間20分の井山棋聖に対して一力九段はわずか十数分。道中黒25に対して白26からアッサリ捨てるなど新型の研究成果が表れています。
この一年、井山対一力はかなりのタイトル戦を戦っており、これまですべて井山棋聖の勝ちと一方的に見えますが、名人戦、碁聖戦と先に王手をかけながらの逆転勝ちというきわどい勝利。
一力さんも期するところがあるはずで、微細な形勢を見事に勝ち切った無冠の帝王に期待しています。


PVアクセスランキング にほんブログ村


ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!

最近の「囲碁」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事