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エロゲはやっぱり中古が一番

我が姫君に栄冠を感想

ようやく我が姫君に栄冠をがプレイできました。
あとに出た同じグループのクロガネ回姫譚の方は新品にもかかわらず安く買えたほどで、手にするまでに1年かかりましたが、それだけの値打ちはありました。
主人公のシャオンが嫁を探して旅をするアドベンチャーゲームなんですが、豪快でド派手な戦闘シーンに、多彩なキャラ、策略、姦計が張り巡らされて思いもよらない方向へと話が進みます。スリリングで目まぐるしい展開が繰り広げられる様は、実に痛快でまじこいと同等もしくはそれ以上。プレイ中だけでなくプレイ後もどうなるのだろうかとワクワクしっぱなしで、これほど集中できたのも久しぶりです。ボリュームタップリにもかかわらず、あっという間に終わってしまった感じですね。



自営業だから時間の融通が利くだけに、この我が姫君をやりだすと、つい忘れてしまうんですよ、仕事のほうを(笑)。音が漏れるとまずいので常時イヤホンをつけていますが、仕事関連はFAXならともかく大半はメールです。ところがメールを開くどころかズ~と姫君をやってるんですからね。対応できるわけがありません。特に年度末だったこともあり、短納期のものばかり。ついにはお得意様からメール送信直後に念押しの催促電話があったくらいです。
全面的に当方が悪いので、平謝りするしかありませんが、まさか真昼間からエロゲに夢中になっていたので気がつきませんでした、なんて本当のことはいえませんからね。

それほどこの作品は面白い。本編はもちろんですが、サービス精神が旺盛で、至る所に仕掛けられた遊び心にニヤケっぱなし。
その一端が終了時の寸劇、これを取り入れているゲームはそこそこありますが、大半は違和感を覚えてサッサと切ってしまうことがほとんど。ところがこの姫君に限ればさり気なくこちらに語り掛けてくるので思わずエッ?となって見入ってしまうんですよ。しかも毎回パターンが違います。残念ながらすべてのパターンを見る前に終わってしまいました。その数についてはおまけの中でCG鑑賞と同じように「掛け合い」なるページに達成率が記されていますが、かなり歯抜けになっていました。もちろんウザいと思うならシステムでオフにすれば事足ります。でも一見の価値ありですよ。
このあたりのことはチュートリアルで教えてくれます。他にもRPGのように世界観だとか、ゲームの流れなど詳しい説明があるのですが、何回か繰り返すうちに答えるメンバーが替わっていくことに気が付きます。しかも皮肉をまじえたり、笑われたりしながらチュートリアルを聞きに来た回数を指摘されます。
それが面白いもんだから続けた結果、13回目でパターンが変わりそれっきり。エッ?これで終わり?
ご褒美は???
今までの苦労は何だったの・・・
ところがドッコイ、ある条件を満たすとちゃんとそのご褒美がありました。それに味を占めて再度訪れると・・・



一番最初の画面に戻っていました。もちろんそこから先は何もありません。

他にもありますが、そこはご自身でぜひお確かめください。思わずニンマリ、へえ、こんなことまであったんだなんて、なるかもしれませんよ。こんな風に至る所でプレイヤーを楽しませる工夫がしてあるのだから、本編が面白くないわけがありません。

国のトップである3人のヒロイン攻略がメインですが、それぞれの道中での出来事がルートが違えば、まるでなかったことになるのが普通のパターンです。ところが今作はできるだけ違和感がないように基本は前ルートでの出来事を踏まえた上で、物語が進んでいきます。

シーンでいうとこの画面がすべての始まりとなります。

ここではグランスター帝国42代皇帝のノア・グランスターだけがアクティブになっています。そこから物語は展開していくのですが・・・
あとはタリオ連邦の元首代理のエリン、天魔族の王クロネがメインなんですが、それだけではなかったんですよ。それぞれに出てくる選択肢はプレイヤー次第で多くの美少女(美女)たちもタップリ楽しめます。もちろん全員ではないですが、人気投票でトップだったあの美少女も入っていますよ。

攻略できないのは・・・
ここから先はネタバレになるのでお約束の「ご自分でお確かめください」ですね。
今回は内容については一切ふれません。この面白さは本編で味わうことが一番ですからね。体験版が面白く感じられたなら、買って後悔はしないはず。
私はマジ恋よりもこちらの方が気に入りました。


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