バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

非好熱性菌のアミノ酸組成に基づいた非好熱性菌からの耐熱性蛋白質の予測方法

2008年05月14日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
出願番号 : 特許出願2005-32296 出願日 : 2005年2月8日
公開番号 : 特許公開2005-270097 公開日 : 2005年10月6日
出願人 : 独立行政法人海洋研究開発機構 発明者 : 高見 英人 外8名

発明の名称 : 好熱性菌及びそれと類縁性の高い非好熱性菌のアミノ酸組成に基づいた非好熱性菌からの耐熱性蛋白質の予測方法

【課題】本発明は、有用酵素等の耐熱性蛋白質資源として用いられる多様性に富んだ耐熱性酵素を、試行錯誤により検索していた従来の手法を改善することを目的とし、簡便に判別することができる方法を提供する。
【解決手段】アミノ酸配列又は塩基配列などのデータに基づいて、当該タンパク質のアミノ酸組成に基づく主成分分析により、被検定タンパク質に固有の分析値を算出し、当該分析値を、耐熱性生物の有する被検定タンパク質と対応するタンパク質における分析値と比較することからなる、タンパク質の耐熱性を判別する方法に関する。

抗癌剤:シュードアレッシェリア属に属する微生物より得られた発酵生産物

2008年05月14日 | 医療 医薬 健康
出願番号 : 特許出願2004-88420 出願日 : 2004年3月25日
公開番号 : 特許公開2005-272357 公開日 : 2005年10月6日
出願人 : アステラス製薬株式会社 発明者 : 永井 浩二 外3名

発明の名称 : 抗癌剤

【課題】 安全性に優れ、新しい作用機作を持つ抗癌剤の提供。
【解決手段】 本発明者等は、シュードアレッシェリア属に属する微生物より得られた発酵生産物が、IGF-1依存性の癌細胞の増殖を良好に抑制することを見出した。更に該化合物はその感受性パターンより新規作用機序をもつことが示唆されることから、新しいタイプの抗癌剤、殊に乳癌、大腸癌並びに脳腫瘍等のIGF-1依存性癌の治療剤として有用な化合物である。

乳酸菌の酸耐性に関わる遺伝子および酸誘導プロモーター

2008年05月14日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
出願番号 : 特許出願2004-92939 出願日 : 2004年3月26日
公開番号 : 特許公開2005-278405 公開日 : 2005年10月13日
出願人 : 明治乳業株式会社 発明者 : 佐々木 泰子 外2名

発明の名称 : 乳酸菌の酸耐性に関わる遺伝子および酸誘導プロモーター

【課題】微生物の酸耐性に直接的に関与している新規な酸耐性遺伝子を提供すること。また酸ストレスによって連結遺伝子の発現を強く誘導することのできる新規な酸ストレス誘導プロモーターを提供すること。
【解決手段】酸耐性が強いラクトバチルス・ガッセリOLL2716株(Lactobacillus gasseri:LG21)の酸適応時における短時間での酸ストレス遺伝子応答をDNAアレイ法で網羅的に解析し、見出された新規遺伝子の表現型を確認することで新規酸耐性遺伝子と概遺伝子の誘導に関わる新規酸ストレス誘導プロモーターを見出した。

変異型チロシンリプレッサー遺伝子とその利用

2008年05月14日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
出願番号 : 特許出願2004-95147 出願日 : 2004年3月29日
公開番号 : 特許公開2005-278453 公開日 : 2005年10月13日
出願人 : 味の素株式会社 発明者 : 熊谷 英彦 外4名

発明の名称 : 変異型チロシンリプレッサー遺伝子とその利用

【課題】 L-ドーパなどの製造に適したチロシンフェノールリアーゼ遺伝子の発現が上昇した微生物を提供する。
【解決手段】 チロシンリプレッサーに変異を導入し、チロシンフェノールリアーゼ遺伝子の発現を誘導する活性にチロシンを必要としない変異型チロシンリプレッサーを得る。該変異型チロシンリプレッサーを微生物に導入してチロシン フェノールリアーゼを高発現する微生物を得る。

芳香族化合物の製造方法

2008年05月14日 | ファインケミカル 中間体
出願番号 : 特許出願2004-97903 出願日 : 2004年3月30日
公開番号 : 特許公開2005-278525 公開日 : 2005年10月13日
出願人 : メルシャン株式会社 発明者 : 落合 淳 外4名

発明の名称 : 芳香族化合物の製造方法

【課題】 医薬品の合成中間体として利用可能な式(II)で示される芳香族化合物の生物学的変換による新規な製造方法の提供。
【解決手段】 出発原料の芳香族化合物を、式(II)で示される芳香族化合物に変換する能力を有する微生物の培養菌体またはその培養菌体の調製物の存在下、出発原料をインキュベーション処理し、その処理液から目的物を採取する。なお微生物としては、シュードモナス(Pseudomonas)属に属するものを挙げることができる。
【化9】



(但し、式中、R1はアミノ基またはニトロ基を表し、R2はヒドロキシメチル基またはカルボキシル基を表し、R3は水素原子またはメチル基を表す)

ポリ-3-ヒドロキシアルカン酸の製造方法

2008年05月14日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
出願番号 : 特許出願2004-100098 出願日 : 2004年3月30日
公開番号 : 特許公開2005-278559 公開日 : 2005年10月13日
出願人 : 独立行政法人理化学研究所 外1名 発明者 : 土肥 義治 外3名

発明の名称 : ポリ-3-ヒドロキシアルカン酸の製造方法

【課題】 形質転換微生物を用いた、高分子量のポリ-3-ヒドロキシアルカン酸を簡便に効率よく製造する方法、並びに該製造方法に用いる形質転換微生物及び該形質転換微生物を作製するためのポリ-3-ヒドロキシアルカン酸合成酵素遺伝子群の発現を誘導することが可能な発現ベクターを提供する。
【解決手段】 ポリ-3-ヒドロキシアルカン酸合成酵素遺伝子群を誘導性プロモーターにより制御可能宿主微生物に導入して得られた形質転換微生物を培養し、誘導条件下で誘導性プロモーターを誘導し、形質転換微生物を炭素源存在下で培養し、形質転換微生物からポリ-3-ヒドロキシアルカン酸を単離・精製することを特徴とするポリ-3-ヒドロキシアルカン酸の製造方法。

シトクロムP450モノオキシゲナーゼの生産方法

2008年05月14日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
出願番号 : 特許出願2005-38576 出願日 : 2005年2月16日
公開番号 : 特許公開2005-278637 公開日 : 2005年10月13日
出願人 : 株式会社海洋バイオテクノロジー研究所 発明者 : 野舘 美保 外4名

発明の名称 : シトクロムP450モノオキシゲナーゼの生産方法

【課題】 P450モノオキシゲナーゼ遺伝子を大腸菌等の微生物宿主内で安定的に機能発現させる方法を提供する。
【解決手段】 シトクロムP450モノオキシゲナーゼと古細菌由来のPPIaseの両者を生産可能な微生物、又はシトクロムP450モノオキシゲナーゼのN末端側に古細菌由来のPPIaseを付加した融合タンパク質を生産可能な微生物を培養し、培養物又は菌体からシトクロームP450モノオキシゲナーゼを採取することを特徴とするシトクロームP450モノオキシゲナーゼの生産方法。

L-グルタミン酸生産微生物及びL-グルタミン酸の製造法

2008年05月14日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
出願番号 : 特許出願2005-60333 出願日 : 2005年3月4日
公開番号 : 特許公開2005-278643 公開日 : 2005年10月13日
出願人 : 味の素株式会社 発明者 : 原 吉彦 外2名

発明の名称 : L-グルタミン酸生産微生物及びL-グルタミン酸の製造法

【課題】 新規L-グルタミン酸排出遺伝子を探索し、L-グルタミン酸排出遺伝子の発現を強化した微生物を用いることによって、L-グルタミン酸の発酵生産の効率を向上させる。
【解決手段】 酸性下でのL-グルタミン酸耐性を指標として、L-グルタミン酸排出遺伝子yhfKを単離し、yhfKの発現を上昇させた微生物を作製し、得られた微生物を培地中で培養し、該培地中に、L-グルタミン酸を生成蓄積させ、同培地からL-グルタミン酸を採取することにより、L-グルタミン酸を製造する。


タンパク質又はポリペプチドの生産性向上を可能とする変異バチルス属細

2008年05月14日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
出願番号 : 特許出願2005-60483 出願日 : 2005年3月4日
公開番号 : 特許公開2005-278645 公開日 : 2005年10月13日
出願人 : 花王株式会社 発明者 : 遠藤 圭二 外1名

発明の名称 : 変異バチルス属細菌

【課題】 タンパク質又はポリペプチドの生産性向上を可能とする変異バチルス属細
菌、また当該変異バチルス属細菌に異種タンパク質又はポリペプチドをコードする遺伝子を導入した組換え微生物、更に、当該組換え微生物を用いるタンパク質又はポリペプチドの製造法を提供する。
【解決手段】 sigA遺伝子又は当該遺伝子に相当する遺伝子の上流に胞子形成期に特異的に認識、転写されるプロモーター配列が連結してなるDNAを、ゲノム上或いはプラスミド上に有する変異バチルス属細菌、当該変異バチルス属細菌に異種タンパク質又はポリペプチドをコードする遺伝子を導入した組換え微生物、当該組換え微生物を用いるタンパク質又はポリペプチドの製造法。

アクチノマデュラによるコンパクチンのプラバスタチンへの変換

2008年05月14日 | ファインケミカル 中間体
出願番号 : 特許出願2005-134915 出願日 : 2005年5月6日
公開番号 : 特許公開2005-278649 公開日 : 2005年10月13日
出願人 : マサチューセッツ・インスティチュート・オブ・テクノロジー 発明者 : デメイン,アーノルド・エル 外3名

発明の名称 : アクチノマデュラによるコンパクチンのプラバスタチンへの変換

【課題】コンパクチンをプラバスタチンに変換する方法を提供する。
【解決手段】アクチノマデュラ由来の因子(チトクロームP450システムとは異なる独立のヒドロキシラーゼ)と当該コンパクチンを、当該因子がコンパクチンをプラバスタチンに変換する条件下で接触させる。さらに、アクチノマデュラの一株、アクチノマデュラの細胞不含抽出物、アクチノマデュラのヒドロキシラーゼおよび哺乳類のコレステロールレベルの低下方法も提供する。