気がつけばシニア

老犬介護生活でした。
寂しさを振り払って今は日々の生活の諸々を綴っています

メイのおかげ

2019-04-14 10:57:58 | 亡き次女犬メイ
亡き次女犬メイのおかげ
今のリクが長生き出来ているのは、絶対そうだ。
メイも長生き出来たのも、リクのおかげだ。

2匹はお互いの長所や短所を補い合うように生活してきました。

ノラだったメイは、リクをお手本に従順でした。
リクは食事の時はがっつかず丁寧に、しかもこぼさずに上手に綺麗に食べます。

メイはガッついて、まるで飲み物のようにあっと言う間に一気に食べてしまいます。食べ方が豪快です。

お水を飲む時もリクは食器からこぼす事は有りませんが、メイは豪快にこぼします。

そんなメイの食欲に圧倒されて、リクも一生懸命食べていました。
もともとリクは食が細く、気分屋さんのところがあり、少し残す事がよく有りましたが、メイの食べっぷりを見て残さずに食べるということが多々有りました。

しかも、残すと後からメイに全部食べられてしまうので、それが嫌みたいでした😁

慎重な性格のリクは、メイがオヤツを美味しそうに食べると、えっ、そんなに美味しいの?という感じでじゃぁ私も、と食べていました。

しかもメイは何でも食べます。苦手な物はありません。
そんなメイのおかげで、食の細いリクでも健康で来れたんだなと思うのです。

散歩では、リクはお行儀が良くて、メイはそれを見習っていました。
リクが立ち止まるところに止まり、ニオイを嗅いだ所を嗅ぎ、常にリクの後から同じようにしていました。

メイは白いフワフワの毛並みで子供達やお年寄りでも触っていいですか?と良く撫で撫でされました。メイは撫で撫でが大好きなのです。


リクは警戒心が強いのですが、メイが撫で撫でされるのを見て、触らせてくれていました。

家族が留守をしても、2匹で留守番をしていましたから1匹でいるよりは寂しくなかったと思うのです。
また、リクはお行儀が良いので、大人しくいます。
家族が帰宅すると、ここで寝ていたんだなと想像出来るくらい、その場所が暖かいです。
私達が帰宅した途端、お帰り〜!と出迎えてくれます。

そんなこんなで、2匹はお互いの長所や短所をうまぁく補い合っていたんだな、そして、ストレスも少なかったのではと思います。

今はもうメイは居ませんが、リクは今でもしっかりとご飯を食べています。
時々、メイが降臨したのではないかと思うくらいガッついて食べる時がありました。

食の細いリクを心配してくれているのかなと思います。
メイありがとうね😊

フワフワのメイ



メイは良く気がつく優しい子でした。

メイちゃん会いたいよ。

寝る時もこんな感じだったね。

メイの一周忌法要

2019-03-17 03:21:06 | 亡き次女犬メイ
昨日、メイの一周忌法要を行いました。
寒かったのでリクを連れて行くか迷いましたが、幸い寝てくれたので、置いていきました。

霊園にリクを連れて行くことには抵抗がありました。
何故かリクを連れて行かれそうな気がして。

メイは分骨してあります。
重要とされる喉や頭の骨などは家に連れて帰り、残りの骨は霊園の共同墓地に納めました。
だからリクとはいつも会っています。
離れ離れではありません。
メイが寂しくないようにと思ってそうしました。

メイは健康でしたので、お骨になって焼き場から出て来た時、綺麗な白い骨でした。
骨も綺麗に揃っていました。

霊園の方が、この年齢でしたら病気で亡くなる子が多いので、骨もスカスカだったりしますと綺麗に骨が並んでいないんですよ、そして内臓など悪かったらそこだけ黒くなるんです。
と、教えてくれました。

1年前は複雑な思いで、メイが焼かれている焼却場の前でひたすらメイの成仏を祈りました。
メイはこれから家族と別れるのがどんなに寂しかろうと、胸が痛みました。
あれからリクもしっかり生きています。
何とか1年、1匹で頑張りました

今日も帰ってから、リクを抱っこ出来る幸せを味あわせてもらいました。
抱っこして顔にスリスリしまくりです。笑
共同墓地があるところ。
この霊園は引退した盲導犬等の葬儀もしていますし、彼等の共同墓地もあります。


元気だった頃のメイ

一周忌、我が家の次女犬メイ

2019-03-16 01:06:37 | 亡き次女犬メイ
我が家にはちょうど1年前の今日、亡くなってしまった犬がいました。

リクより半年若い白い雑種犬です。
2001年の5月の連休にうちの駐車場に迷って入って来て、左前足に怪我をしていました。
深い裂け傷で長さ10センチほど有りました。
傷口からは汁が出ている状態でした。
怪我をして何日も経っていたのでしょうか。

首輪もしていなくて飼い犬なのかどうかもわからず、取り敢えず自転車の前かごに乗せて動物病院まで走りました。

耳にはマダニがいましたし、お腹にも虫がわいていました。
どうやらノラだったようです。
リクのお腹の下にスポンと入るくらい小さな犬でした。

病院と家での手当ての甲斐あって、健康な犬になりました。
近所で欲しいと言って見に来て下さる方がいましたが、そのころはもう情が湧いて手離せませんでした。

5月にやってきたので、メイと名付けました。

最初リクはメイを受け付けませんでしたが、すこぉしづつ受け入れるようになってくれました。

そして、親子ですか?とか姉妹ですか?と言われるほど仲良しになって行きました。

メイは少しシベリアンハスキーが入った雑種の中型犬で、1番体重が重い時は18キロありました。

メイはいつも元気いっぱいで、食欲旺盛で豪快な犬でした。
そしてリクより体も大きくて強いはずなのに、決してリクより前に出ることなく、いつもリクの後ろに控えている子でした。
賢くて優しい甘えたさんでした。

順番から言えば、リクの方が先に逝くと思っていたので、メイの老化に気付くのが遅かったのです。
メイは大型犬の血が入っているので、老化の速度が早かったのです。

ご飯をあっという間に食べてしまうほどの子が、ある日突然半分残して食べなくなったのです。

次の日からは全く食べ物飲み物を受け付けず、あっという間に1週間で逝ってしまいました。

病院の先生に金さん銀さんと言われたほど、2匹は元気だったのです。

老衰と診断されました。
最後に悪ところがあったなら知りたいと思い、血液検査をしましたが、どこも異常はありませんでした。
メイは突然17歳で逝ってしまいました。

その日リクは家の中をウロウロ歩き回りました。
メイの死が分かったのか、それからは、メイの遺体に近づこうとしませんでした。

リクは生まれて半年からずっとメイと一緒でしたので、1匹になってから急に老いた気がします。

あれから一年経ちました。
ペットロスが私を襲いましたが、リクが居てくれたおかげで幾分か助けられました。

メイを忘れた日は1日も有りませんでした。
今日は動物霊園でメイの法要をします。

お天気がちょっと心配ですが、メイと会えるような気がします。メイが履いていた靴です。