やっぱり来ました

夜の7時過ぎ、食事の支度中にピンポ〜ン！
えーっ、こんな時間に誰〜？

出ると、女性が2人、「ペットクラブの役員ですが」

この前、「ペットクラブの来年の役員のお話回ってきた？」ってワンコ友達の人に聞いたばかり。

やっぱり回って来たか〜。
リクが居たら引き受けようと思っていたけど、もう必要無くなってしまった。

先月リクは亡くなりましたと告げると、えーっ、そうだったんですか、知らずにごめんなさいねと。

いえいえ、直ぐに届けたらよかったのに、こちらこそすみません。リクがいたら引き受けようと思っていました。と言うと、それは残念ですと、帰って行かれました。

リクとメイが5歳の頃に、役員を2期勤めました。
15年前です。そのころ一緒だったワンコちゃんやニャンコちゃんは1匹ももういません。寂しいです。

神さま、もっと動物の寿命を伸ばして下さい。🙏
そして、病気とかにならないようにして下さい。
もっと丈夫にしてあげて下さい。

次男が、「夜、少しランニングしようかなと思う、だけどまだちょっと辛い」と言っていました。

家の周りはリク達の散歩コースだったので、やっぱり私も辛くて歩くことが出来ない。
どうしても家に引きこもりがちになっていました。

早く散歩コースを歩けるようになったらなと思います。


リクとメイ、寝る時もいつも一緒だったね

月命日

昨日は、リクの月命日でした。
ひと月前の今日は、悲しくて辛くて、思い出すと胸が痛みます。

あれから頑張ってもうひと月生きたとして、今日がその日なら、あの時に亡くなってくれて良かったと思う。

もう、あの思いは嫌だからだ。
あれをまた今からもう一度経験するのかと思うと、とても耐えられない。

ひと月たって、やっと今悲しい気持ちを振り切ったところだから。

リクに、しんどい思いを長くさせたくないから、あの時に逝って良かったんだと思う。

本当にリクは限界まで頑張ったんだなと思う。
リクの頑張りに感謝しかない。

月命日はメイと同じに花供養で、動物霊園でお塔婆に名前を書いてもらいお経をあげてもらいます。そして、お花と一緒に💐供養してもらえるようにしています。


おうちでも、お花飾りました。









可愛かったリク、安らかに眠ってね。


まだ1年前はこんなに元気で、あちこちグチャグチャにするのが仕事みたいだった 笑

不思議な現象

一昨日の夜、テレビ📺を見ていたら、リクの寝ていたマットの横に空気清浄器が置いてあるのだけれど、その空気清浄器がいきなりウィーンって作動したのです。
清浄中の赤いランプがずっと点灯して、何かに反応したのかなぐらいに軽く考えていました。


夜中、電気を消して寝ていた時も、またいきなりウィーンって作動したのです。
私はとっさにリクが来たのかと思いました。
何故なら、リクがオナラした時や、ウンチやオシッコした時にいつも作動していたからです。

薄暗いリクのマットの上を目を凝らしてじっと見ていましたが、何も見えませんでした。

でも明らかにリクが来たのだと思いました。

翌日、リクの仏壇にチンしながら、昨夜来てくれたの？ 嬉しいよ、ありがとね、会いに来てくれたんだね。とリクに伝えました。
これを書いてるというか、文字を打ってる今も、何やらパチーンという音が。
でも、全然怖くありません。

むしろ、リクならウェルカムです。


やっぱりリクだね、そばにいてくれているんだね。
私はそれだけで安心感に包まれます。

リクありがとう。

台風の夜に

台風19号による甚大な被害に驚くばかりです。
まだ、これから増水する河川や崖崩れの危険もあるとかで、どうかこれ以上被害が大きくなりませんようにと祈るばかりです。

被害に遭われた方々に心より、お見舞い申し上げます。

我が家の地域では、幸いにも雨風も思っていたより酷くなく、南側のベランダが濡れなかったという、いつもの台風の方が酷いと感じるぐらいでした。

台風の進路が、少し違えばこちらに来ていたかもしれないと思うと、本当に怖いです。

日頃から、防災意識を高めないといけないと思いました。


昨夜、リクの夢を見ました。
元気な頃のリクでした。
突然やってきて、わぁ、リクちゃんどうしたの？と撫で撫でしてやってる夢です。
そして、リクは行ってしまいました。
ただそれだけの夢でした。

恋しがってる私に、会いに来てくれたんだなと思いました。

早速、リクの仏壇にチンして、会いに来てくれてありがとう、嬉しかったよ、私の事は心配しなくていいからね、安心してねと手を合わせました。

夢の中でリクに会えて、嬉しかったです。

今思えば、メイを亡くした時は、なかなか立ち直る事が出来ず、毎日毎日泣いていました。
でも今回は、ホッとした自分がいるのです。
やり切ったので悔いはありません。

リクがくれた時間を大事にします。
ママを見ていてね。

生花の代わりに買いました。綺麗でしょ。
お礼を言いに来てくれたのかな。

強くなる

最後の朝は穏やかだった。
いつものようにリクは眠っているようだった。
おはようとリクの顔を撫でる

今日でお別れだね。
お葬式まで、あと数時間。
リクをいつものように抱っこした。
冷たくなったリクを抱き締めて泣いた。
いつもと変わらないのに、軽かった。


昨夜、お腹の中のオシッコを出したから。
亡くなった後、オムツの中にオシッコしていた。
見ると、まだチョロチョロ出るので、お腹を静かに押してやると溜まっていたオシッコが全部出た。
ウンチも綺麗に取ってやる。
それだけでこんなに軽くなるのかと思った。

足の褥瘡も完治し、肩の褥瘡も完治し、腰の褥瘡も治って来ていたのに、何故死んでしまうの？

リクは生きると思っていた。
少なくとも今年中は居てくれるだろうと。
口の中も綺麗に治り、ご飯も毎日少しずつ増やし完食出来ていたのに。
頭もしっかりしていた。目も見えていた。
夜鳴きする事もなかった。
朝も起きると、ワンワンと教えてくれた。
なのに何故？

動物霊園に着くや否や雨がポツポツ。
リクを棺におさめる。
お花で飾り、お菓子や、リクが良く遊んだボールを入れてやる。
手紙も書いた。それも入れた。
手に数珠を持たせてやる。





お坊さんがお経を唱え、焼香する。

お葬式が終わると、リクとの最後のお別れだ。
顔を撫で、何回もありがとうと言った。


リクが旅立った。
煙突から煙が上がり、ゴォ〜ッという音が。
天に帰るんだなと思った。

リクの骨は立派に残っていた。
尻尾の先までや足の指の小さな骨まで揃っていた。
歯も綺麗に残っていた。
焼き場の人が、年齢からしたら、綺麗に残っていてびっくりしましたと。
大抵、高齢になると骨がもろくて、全部残らないんだそうだ。

お骨入れも、足の骨はお箸で割ってもなかなか砕けないほど強かった。

骨つぼに入ったリクを持ったら、まだ温かく、少し焦げた匂いがした。

その場で初七日も済ませ、リクと家に帰ってきた。

誰も居ない家に帰るのは19年ぶりだ。
いつもなら、リクとメイが待っていてくれた。
こんなに寂しいものかと思った。

空を見ると凄く辛い。
この雲渡る青空の下に、もうリクもメイも存在しないんだ、もうこの世のどこにもいないのだと。



リクの寝ていた場所は、まだこのままだ。
まだリクの匂いがする。

悲しいけど、リクがくれた時間を自分の為にこれから使おう。
私は前を向いて行く。
悲しむ為にリク達と出会ったのではない。
これから頑張って行く。

強い私になる。
リク、メイ、見ていてね。