美味!な日々

2020年12月の観劇録(その2)

23階の笑い@世田谷パブリックシアター
三谷さん脚本の舞台を観るのは久しぶり。ニール・サイモン作品です。たまたま最前列で、至近距離で観劇できて嬉しかったは嬉しかったのですが、距離があるとわかっていても何となく飛沫が気になってしまいます。特に小手氏のハイテンション演技じにはちょっとビクビク。苦笑
ずっと笑いながら観ていられるお芝居で、帰るときには心が軽くなっている感じ。主演は瀬戸康史と思わせておいて、実は…でした。カテコで確信できる(笑)。山崎一さんのロシア人役が個人的にはツボでした。光夫さんは声がいいから、ストレートプレイもいいですね!(でも歌って欲しい。。。)
今作ではコロナ対策の一環で、隣の席との間にパーテーションが設置されていました。一人で観劇の場合、効果のほどは謎ですが。

オリエント急行殺人事件@シアターコクーン
アガサ・クリスティをほぼ全作読破した身としては観に行かなくては!的作品。初演は見逃していたので再演&好きな役者さん出演はウェルカム。
何度も映像化されている作品なので、舞台ではどういう表現・脚本になっているのか楽しみでしたが、あれ?登場人物少ないな、というのが気になっていました。観てみると、あーこういう風に話を少し変更したのね、舞台として成り立たせるためには、これはこれで有りかもね、と思うホンになっていました。しかも感動的ですらある。ラスト、うるっと来てしまいました。舞台装置も良くできてて、列車の雰囲気も良かったです。オープニングもカッコ良かったし、音楽も良かったです。チケットの売り方を多少失敗したのだとは思いますが、空席が目立つのがもったいない舞台です。
2回観劇しましたが、どうにも粟根さんのインドクイズが気になるのと、中村まことさんが視界に入るか入らないかのところでも細かい芝居をしているのが面白すぎでした。今までで一番見た目のいいポアロじゃないかと思われる椎名桔平も原作のポアロの雰囲気をちゃんと出していたし(でもカッコいい。苦笑)、伯爵夫人役の松井玲奈は超絶キレイ。

ピーター&ザ・スターキャッチャー@新国立劇場小劇場
今年の観劇納めとなる作品。ピーター・パンの前日譚とのことで、興味津々で観に行きました。がっつり子供向けかと思いきや、そうでもなかったのでワタシ的にはちょっと嬉しかったです。簡素な舞台装置だし、キャストが一人何役もこなしていて、観る方にも想像力がかなり必要な作品。大人な私にはとても面白い作品だったけど、小学校低学年らしき男の子は途中で飽きていたな。苦笑
キャスト全員ほぼ出ずっぱりでチームワーク的な部分も含めて全員がホントに素晴らしかった~。
こういう話を経てピーター・パンが誕生したのね…と思ってピーター・パンを観たら、また面白そう。







 
 
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