美味!な日々

2021年11月の観劇録(その3)

ハウ・トゥー・サクシード@東急シアターオーブ
ザ・レトロなミュージカル。数十年前に作られたミュージカルでも演出次第で古さを感じさせないものだが、これはそれが狙いなのか、古さを感じさせるミュージカルでした。個人的には初っ端から唯月ふうかの一目惚れシーンなどのリアリティが無さ過ぎる話運びにヒイてしまい、早々にストーリーは気にしないことにして観劇。松下優也の三枚目演技など、キャストのわかりやすくて振り切った演技と歌唱力に救われてるなぁ、というミュージカルでした。

イモンドの勝負@本多劇場
何年ぶりだろう、待ちに待ったNYLON100℃の公演です。ナンセンスもの。ほぼほぼ笑いっぱなしの3時間強。劇団員も客演お三方も好きな役者さんしか居ない座組で大笑い。一人ずつ語りたくなるほどキャラも面白く、皆さんが楽しそうに高いスキルで繰り出す不条理コメディ劇、最高です。目に焼き付けるべく、少なくとももう一回は観る予定。

そして、あの生き物ですが、最前列の至近距離から見たら、チラシ以上のどピンクで、最初は「キモっ」と思ったのですが、時間が経つと少し可愛く思えてくるので、慣れってすごいな、と。笑
東京パラリンピックの開会式演出に参加するはずだったKERAさんが「あの大会」を入れてきたのには、「やっぱり!」とニヤッとしつつ、帰り道に色々考えてしまいました。

 
 



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