・近藤芳正・大谷亮介の演技も素晴らしかったですし、戸田さんの歌も聞くことができたのはうれしかったですが、イマイチ大笑いも共感もできず、個人的には消化不良な感じで帰途につきました。。。。というわけで、記事にする気がなかなか起きず、UPするのがずいぶんと遅くなってしまいました。で、UPするに当たって消化不良気味の原因を考えてみました。原因の一つは劇場にあったと思うのですが、もう一つの原因は世代的な問題だと思い至りました。このお芝居は学校式典での君が代斉唱の問題というヘビーな内容をユーモラスに描いた作品なのですが、私は君が代斉唱義務化前の世代ですし、学校教育とも無縁の職業のせいかあまりピンと来ないのです。もちろんその制度に対する意見は持っているつもりですが、現実味がないというか何というか…。
それでも良かった/面白かったポイントを挙げておくと、、、、舞台が遠近法をフルに使ったセットで、かなりユニークでした。そして、大谷さんの「ハフーン！！」というクシャミや某都知事？の物真似は最高でしたし、近藤さんのやけっぱち？の歌のシーン、戸田
さんのシャンソン、戸田さん＆近藤さんの名古屋弁での掛け合いのシーンなどは良かったし、面白かったです。原因その1の紀伊國屋ホール、初めて足を踏み入れました。年季が入っているのは全然いいのですが、座席の傾斜がなさ過ぎて、前列に中背の男性が座っただけで舞台がかなり見づらくなってしまいました。あとは掃除が行き届いていないのか、床に大きなホコリが溜まっていたのもかなり不快でした。ホールの構造はともかく、掃除くらいは何とかして欲しいものです。。。
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