こまつ座『イーハトーボの劇列車』をサザンシアターにて観劇。
あまり歌わない井上芳雄はやっぱりもったいなかったものの、
宮沢賢治のいろんな作品やら故郷や東京への想いがぎゅっと凝縮された評伝劇でした。
中学生の時に行った東北への修学旅行や国語の授業など、
これまで触れてきた宮沢賢治作品を思い出して懐かしさを感じるとともに、
多才だったのに最後まで親のすねかじりで結果的に何一つ成し遂げられなかった賢治って
可哀想というか情けないというか…と新たな印象も持ってみたり。
それにしてもみのすけさん、よく宙に浮いてたなぁ。(笑)
宮澤賢治に聞く (文春文庫) | |
井上 ひさし,こまつ座 | |
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