グランマの扉

女4代にぎやかな日々

生きた証

2020-06-26 | 日記

心臓の病気を抱えて生れて来たお子さん。

一番状態が悪かった時お母さんが辛かったのは「まだ社会と繋がりのない赤ん坊であるこの子が今死んだら、家族以外は誰もこの子を知らないまま消えていってしまうのだ」という事だった。
だから、例えツイッター上で知っただけの天国に行ってしまった子供達のことも自分は覚えていたい。

今朝はこの呟きに撃たれてしまいました。




たった10カ月で突然いなくなってしまった私の長女。
それでも、私達夫婦は勿論、親戚やmちゃん達友達の心の中には今でもあの子のの存在は残っていると思います。

実際抱っこして、あやしてくれて、可愛がっていてくれいてたから。


でも、赤ん坊から少女になり、大人になる世界を知らないまま、この世からいなくなってしまった娘の生きた証しは本当に儚い。



でもそのたった10カ月の想い出さえ、私は失った苦しさに負けて余り思い出さないように過ごして来ました。
・・・多分これからも。
意気地のない母でごめん。



だけど、貴女が生れて来てくれた証しはちゃんと妹達の心の中もあります。
一度も姉妹として会った事もないのに、例え母親である私の誕生日を忘れても必ず姉をお祝いしてくれる妹達。
物心がついてから、ずっとずっとです。

そしてちびも、自分のお母さんには天国にいるお姉さんがいると、しっかり認識しています。


あなたは消えてなんかいない。
大丈夫だからね。


生れてきてくれてありがとう。



誕生日でもないのに、何だか大きな声で言いたくなりました。





トップの写真は御近所のバイカウツギです。
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