「自分はこれこれこういう人間です!」
って、うまく説明することできますか~?
私は自信ないなぁ~~^ ^;
わかっているようで一番わからない。
見えているようでちっとも見えていない。
それが自分自身かもしれませんね~
それもそのはずで、自覚できる意識は全体の1割と言われています。
人間の意識の構成は------
顕在意識(表面的な意識)~約10%
潜在意識(集合的無意識、超意識含む)~約90%
(その比率が5%と95%という説もあるようです)
とにかく普段まったく意識することのない潜在意識の方が
比重ははるかに大きくて、圧倒的な影響力を持つということです。
論理的な思考・理性・知性・意志・決断力などを司るのが顕在意識。
一方の潜在意識は、感情、感覚、直感、記憶、想像力などを司ります。
両者はこのように役割分担をしていて、通常は
しっかりと分離された状態にあります。
両者の間にあるのが、クリティカルファクターというフィルター(膜)。
このフィルターがあるために、潜在意識の領域へ簡単には入れないということですね。
けれど、リラ~~ックスした状態になると、その境界線がゆるゆるになります。
そして、潜在意識にある情報にアクセスしやすくなります。
意図的に深いくつろぎを作り出すことで、クリティカルファクターの膜が取り払われ
潜在意識と顕在意識が繋がった状態になります。これが催眠状態で、一種の変性意識状態。
日頃、過剰に制限をかけていたものがなくなるので、楽に心を開いて、
思考も柔軟になり、素直に感情表現できるようになります。
このように意識が変性する特徴を活かし、
自らの意志で内面を深く見つめていくのがヒプノセラピーなのです。
そう、どんな時も「自らの意志」で催眠状態に至るわけです。
スポーツの世界で、いつも以上に高い集中力が働く状態を「ゾーン」と言います。
「錦織選手、スーパーゾーンに入ってますね」
などと松岡修造さんが解説していましたが、
その状態になると、何をやってもうまくいく完璧なプレイができると言われます。
催眠状態がまさにこれ!
もちろん眠っているわけじゃないので、
自分自身がそのときに体験していることをすべて理解しています。
潜在意識の世界に浸っていながら、顕在意識も働いていますから、
見えていることを客観的に分析したり、冷静に言葉にしたりできるわけです。
面白いことに、左脳優位なタイプは、催眠状態に入ったとたん、
自己分析を始めたりするんですよね。
私自身がそうでした。
「浮かんでくるこのイメージって、自分で作ってるんじゃないの?」
「この風景、いつかどこかで見たものを再現してるんじゃないの?」
などと、驚き半分、疑い半分で見ている感じ。
そういうもんなんです、左脳ってヤツは---。
いろいろ分析して判断するのが役目です。
でもゾーンに入って、自分の内奥の世界をしっかり体験したいのであれば、
左脳さんにはおとなしくしておいてもらう方がいいんです。
その分、右脳さんが働きやすくなり、次々にイメージや風景やメッセージを浮かび上がらせてきます。
脳の記憶中枢に、過去の人生で経験したこと、喜び、悲しみ、痛みなど
あらゆる感情が記録されていますから、それらの膨大なデータの中から、
今知る必要がある情報を“自分自身”が読み取ってくるわけです。
例えば、中世のヨーロッパで生きていた前世の記憶が出てきたとしたら、
ロングドレスに巻き髪のブロンズ、お城で暮らしていたかつての自分が見えて、
その時どんな行動をして、誰とどんな会話をして、
どういう感情を味わったかということをリアルに体験する。
まさに舞台俳優のように-----
それが描かれるスクリーンを、“もう一人の自分”が観ている。
時には涙しながら、結構クールに客観視しているという状況です。
この不思議な感覚は、体験した人でないと、
なかなか言葉の説明では伝わりにくいものなのですが----。
映画を見終わった後、「ああ、面白かった」「なんかスッキリした」
ってな感覚になったりすることありますよね?
まさにあんな感じで、無意識に自分を縛っていた何かが外れて、
肩がかる~~くなったり、気持ちがラク~~になったりします。
興味のある方は、ぜひ一度、ヒプノを受けてみてはいかがですか。
自分を紐解く、新たな自分の側面を知る、ということになるはず。
昔から狭いところが怖いのはなんでだろう?
だめんずばかり好きになって、恋愛がうまくいかない原因は何?
毎回同じパターンで失敗するのはどうして?
そんな思いがある方は、
潜在意識にアクセスすることで、答えがはっきりするかもしれません。
全てを知っている自分自身の知恵ライブラリーに繋がるってのが、
ヒプノセラピーの醍醐味だと思いますぅ。
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