予言について

巷には 予言が 溢れています。
誰の予言が当たるのか、そこに関心のある人も多いでしょう。

「ハトホルの書」に予言について書かれてありました。

【予言とは、ある時点において起こっていることを読み解き、それをもとにして未来を予見する意識の能力です。
予言は見込みであって、石に刻まれた事実ではありません。

予言の本当の役割は、このさき起こりそうな見込みについて社会や個人に警告を発することです。

預言者とは(直感的に感知した)未来の運命を指摘して、「われわれはここに向かっています。このまま同じ道を歩きつづけますか？」と問いただす人なのです。】

わかりやすい例えも載っていました。

【例えば、足に合わない靴を履いて痛くなるまで歩きつづけたとしたら、結果としてマメができるだろうことは容易に予言できます。
もしその予言を選択の余地のない事実だと解釈すれば、その人は靴を脱がないでしょう。
そしてマメができたのは運命だから、自分にはどうすることもできなかったとこぼすかもしれません。】

未来は自分の意思で変えられるといいます。
どんな未来の雛型も今にあるとのことです。
足に合わない靴を履き替えるか履き替えないかは、私達の自由意志だと思います。

不幸な未来の可能性に引きずられず、明るい幸せな未来を 常に選択していきたいと思います。