おかげさまで節分行事も無事に終わり、立春を迎えることができました。
朝陽が差し込む時刻が日毎に早くなっているのを感じる日々でありますが、
このところ天気が良すぎるからでしょうか、放射冷却でせいでかえって夜明け時の寒さが増しています。
手水鉢の氷はカチカチの厚さですし、日陰にうち捨てられた花立ての氷は、数日経っても形を保ち続けています。
まだまだ寒い日が続きそうです。
北国は例年よりも雪の量が多いそうですから、雪掘り、雪下ろしで腰を痛めたり怪我をしないようお気を付けください。
庫裡の庭に一本だけある寒椿が花を咲かせています。
花びらが散るのではなく、花全体がポタっと落ちるので椿かなと思っているのですが・・朝陽に輝く薄いピンクが上品です。
園内垣根の山茶花は、少しづつ終焉の時を迎えています。
花の終わりが近くなって、色に深みが増してきました。これもさびた雰囲気で素敵です。
鳳倫閣前の斜面にある白梅は前回紹介しましたが、園内や各家のお墓の鉢植えの梅も咲きだしています。
早朝の見回り時、風の向きによって梅が香ることがあります。
冷えた空気にかすかに漂う梅の香り。ちょっと幸せな時間です。
水仙もまだまだ咲いています。
今日はここまで。