教区の施本に掲載する、お寺の紹介文を書いてみました。
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うちのお寺はね、霊園なんだけど、もともと東京に在ったんだって。江戸川区の小松川って聞いた。
防災都市計画かなんかにひっかかって、それで平成元年にこっちに越してきたんだって。お寺も引っ越しするのね~、びっくり。
だから、東京にも昔からの檀家さんがあるみたいよ。
私、今日お寺の写経会に行ってきたんだけど、結構人が来てるのよね。
月に一回、第三金曜日にやってる。朝の十時から午後二時までで、時間内なら都合のいい時に行って書いていいらしいの。
終わった後、みんなで読経して、法話っていうのかな、住職のお話聞いて。くだけた話しかしないな、あの住職。
で、みんなでお茶飲んでお喋りして解散。友達もできたし、書いてる時は結構気持ちいいよ。
坐禅会もやってるって言ってた。住職の話じゃ、まじめに坐ってるみたいね。
朝は月に一回、第一日曜の七時から。夜もやってて、第二と第四の火曜日の午後七時からだって。
わたし? 行かない。 足痛いもん。
あそこのお寺、隣がゴルフ場で周りに家がないから、ひろびろして気持ちいいのよね。
春なんかさ、桜が咲くと、桜色の霞がかかったみたいになるし。きれいよ。いっつもなんか花が咲いてるしさ、お墓参りに行くと、なんか幸せな気分になる。
そうそう、あそこは節分が結構有名なのよ。芸能大会とか言って落語家や芸人さんがきたり、豆撒きにお相撲さんが来たり。結構遠くからもお参りに来るみたいね。
夏の夜にもお地蔵さんのお祭りがあったな。参道にすっごい沢山提灯並べたりしてさ。あれ、きれいよ~。
遺品とか古い写真とか、その時に焼いて供養してくれるって言ってたから、捨てられないのがあったら持ってくといいよ。
もちろん、彼岸とかお盆もお参りに行くわよ。
東戸塚からバス出てれるから楽よね。うちなんか年金生活者だからさ、ホント助かるわ。
土日は二俣川からもバス出してるみたい。
どう、今度行ってみない?
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昨日は降誕会、お釈迦様のお誕生日でした。
今年は佛紀2,582年、つまりお釈迦さまは生きていれば2,582歳なわけです。
写真の誕生仏のお像も、小松川から引っ越ししてきたもの。
小松川で幼稚園をしていたとき、園児たちが甘茶をかけてお祝いしたそうです。
10日の日曜日まで、皆さんにお参りいただけるよう鳳倫閣前に安置させていただきます。
甘茶をかけてお祝いいたしましょう。
ペットボトルお持ちいただければ、甘茶もお分けいたします。
あまりたくさんはダメですよ。
さんぜのまなざし goo別院 1604