今年の夏まつりは、暦のとおり、23日の処暑の気候の中で行われました。
この時期にしては、暑さもひどくなく過ごしやすいいちにちでしたので、早い時間帯からお客さんが集まり始め、500人余りの方がお見えになられました。
事故もなく無事にすんだのが、何よりです。
今年もたくさんの白提灯を参道にかざらせていただきました。
お手紙形式のものあり、アニメのキャラクターあり、ちっちゃな子のたどたどしい文字で書いた祖父母への呼びかけあり・・・・・
想いの詰まった提灯の文を見ると、故人への思いの重さを、住職・僧侶としてきちんと受け止めているか自問することもたびたびです。
一昨日は設営が雨で中断されましたので、当日になってからの提灯張りや飾り付けが多く、関係のみなさんにはいろいろとご苦労をおかけしました。
数年前から行っているトラックステージ。天候急変時などにすぐ場所を変えられるというすぐれもの。
このアームを使っての祭灯飾りは、特別にポールを建てる必要もないので作業が楽になりました。
午後4時半からのお地蔵さまのお盆供養も、多くの御寺院様方においで頂き、盛大に行うことができました。
地蔵堂の燭台から火をもらって、篝籠(かがりかご・・かがり火をたく鉄製の籠)に浄火を移します。
お焚きあげの篝籠には、お盆飾りだけでなく、過去一年間の白木のお位牌や、各御家庭からお持ちいただいた故人様のお写真、お人形やお守りなど、
様々なものを読経供養したうえで焼却させていただいています。
お焚きあげの炎に向かって焼香する合掌の姿も、真剣そのもの。
冒頭にお伝えしたように、今年はお客様の出足が早く、テーブル席はあっという間に一杯になりました。
今年はフラダンスのグループや、川上町在住の腹話術師・マイカルフッシーさんにおいでいただきました。
それぞれ、熟練の技と美しさで祭りの雰囲気をおおいにを盛り上げてくださいました。有難うございました
で、下の写真のペンライトの一団の視線の先には・・・・・
ペンライトの一団は「かほ組」なるファンクラブの皆様。
かほさんのブログに夏祭りの告知がなされていて、それで皆さんお見えになられたようです。かほちゃん、もてるねェ(^O^)/
大黒屋横田商店の歌、ウナシー体操のうた(ウナシーに関してはこちらをご参照ください)、振り込め詐欺対策の歌など、まさに
戸塚密着型シンガーソングライター。
イイ声です。ちょっとイイかも。
たまこんに舌鼓を打つおばあちゃんの近くで歌う、というところも、地元密着で私は好きですね。
さて、そんなステージ上の出来事とはまったく無関係に、お祭りは境内各所で盛り上がります。
手持ち花火やスイカ割りに金魚すくい、子供くじに生ビール。
そして芸能の合間を縫って、カラオケ大会。
いやあ、お祭りはこうでなくっちゃ(^-^)
さて、今回も行いました、ローソク文字。今年は慈。
チョークでまずは下書き。プレハブ階段の上から「右45度下がる」とか「3時の方向に4歩進む」などと指示を出して、上から見て一番良い形を書いていきます。
で、出来上がった文字がこちら ↓ いやあ、これまでで一番のでき!かも。
このろうそく文字にかぎらず、千灯法要や提灯のローソクの火、ひとつひとつが多くの方のお手伝いがあってはじめて管理することができます。
いつもお手伝いいただいているのは、ボーイスカウト、カブスカウトの方々。
ひとつひとつの提灯やカップのろうそくに気を配って、管理してくださいます。事故が起きないのもスカウトの方がたのおかげ。
いつもありがとうございます。
今年も料理屋さんが4店舗出店してくださいました。こちらも本当に感謝です。御飯目当てでお出でになる方もけっこういらっしゃるんです。
夜も更けて、提灯の火が温かみをましてきました。
最後はお楽しみ、福引大会。おなじみ、ベジーワタナベの名調子で今年の福引も絶好調であります。
胡蝶蘭や横浜球場でのナイターの券、食事券などが大当たり。みなさん、幸せな顔で帰途に就かれました。
関係の皆様、有難うございました。出店いただきました方のみならず、景品の提供や人材の派遣など、ありがたくお礼申しあげます。
特に鳳友産業の皆さまには、心よりお礼申し上げます。遅くまでの片づけ、御苦労さまでした。
さて、これからは秋彼岸に向けて、少しずつ準備ですね・・・・・がんばりましょう。
今日はここまで。