馬車道を托鉢する。
昨日(6月2日)、四川大地震、ビルマ(ミャンマー)サイクロンの被災者の皆さんへの第2回・緊急援助托鉢を行いました。
いざ、ゆかん!みなとみらいへ!
今回の托鉢コースは、港南区上永谷・T昌院さま~上永谷駅前~地下鉄で移動~桜木町駅~ランドマークタワー方面~ランドマークプラザ、クイーンズスクエア(通過移動のみ)~パシフィコ横浜前~大観覧車前~赤レンガ倉庫~馬車道~関内駅~地下鉄で移動~上永谷・T昌院さまで終了 です。
托鉢できるこの身、有り難し。
2時半にT昌院さまを出発し、帰着して報告諷経を上げさせて頂いたのは6時ころとなっていました。
結構歩いたようで、万歩計を見ると一万歩を大きく超えていました(最終的には1万5247歩)。
教区からは若手・中堅の5名が参加。SZI(曹洞禅インターナショナル)会員の風月庵さんにも再びご参加頂き、総勢6名で托鉢を行いました。
しっかり托鉢。
この救援托鉢は雨が降ることになっているようで(今回は台風が来ていたんですね!)、桜木町の駅ではだいぶ降られました。
しかし中止にするほどの雨にはならず、順調に托鉢を続けさせていただき、浄財も結構お預かりいたしました。
只管托鉢
いつも思うのですが、若い方からのご喜捨が案外多いのです。
小中学生、高校生(タバコをすっているのを注意したら、ご喜捨いただきました・・・・?)、大学生。また、目に涙をためながら「よろしくおねがいします」と合掌していった若い方もいました。
何かあったのかな・・ちょっと気になります。
地下鉄の車内でご喜捨を頂いたのには、ちょっと感動しました。
「少なくて申し訳ありませんが・・」といって下車していかれました。 奥ゆかしい・・・
昨日は、横浜港開港記念日の2日目に当たっていましたので、みなとみらい近辺は子供連れのご家族がたくさんおられ、小さいお子さんからのご喜捨も多くいただきました。
乳母車を押している若い夫婦からご喜捨いただいたりすると、つい声をかけてあげたくなってしまいます。
横浜の平和な風景を見ていると、現地でつらい思いをしている子供たちがたくさんいることを忘れてしまいそうです。
四川には救援の物資やお金も集っているようですが、ビルマ(ミャンマー)は未だ不充分な状況が続いています。不幸なことです。
風月庵さんのブログには、援助金送付先の一覧が載っています。志のある方はご覧いただければと思います。
さて、今回の托鉢はみなとみらい地区(ランドマークプラザ、クイーンズスクエア、パシフィコ横浜前等)を通って来たわけですが、クイーンズスクエアを出たパシフィコ横浜への連絡橋から先は、横浜市の公園区域になっていて、寄付行為等は禁止されており、托鉢は出来ませんでした。
予定ではインターコンチネンタルホテルやぷかり桟橋の方まで行ってみよう、ということになっていたのですが・・・残念でした。
恋人たちの視線を背に、托鉢。
みなとみらい地区は結構規制が厳しいようで、托鉢にはあまり向いていないのかもしれません。
クイーンズスクエア内では、通過中ずっと警備のお兄さんが厳しいまなざしで後ろをついてきていましたし・・・。私たちがよほど不審な連中とうつったのでしょう(~_~;)
もっとも、きれいな服を着たお嬢様やご婦人方がいるところへ、陽に焼けて色のあせた托鉢衣に切れかけたワラジ履きでノコノコ入っていけば、誰だって最初はギョッとするかもしれませんけどね。
ここから先は托鉢不可!
今回の托鉢にかんしてkamenoさんのブログにも記事がございますので、ご覧いただければと思います。
浄財の集計はまだ出来ておりませんので、次回お知らせいたします、おまちください。
次回托鉢の日時は未定ですが、6月中旬には行いたいと考えています。
決まりましたらまたお知らせいたします。そのときには、またよろしくお願いいたします。
やはり、僧侶は外に出て行かないといけません。
今日はここまで。
托鉢をすると日頃見られない景色と人情が見えてきます。やはり勉強になりますし、浄財という実感を学べます。また次会もよろしくお願いいたします。
思いやる気持ち、慈悲の心を浄財と一緒に届けたいですね。
次回もよろしくお願いします。
彼らのブログ記事からここにたどり着きました。
雨の中の托鉢本当にお疲れ様でした。
僧侶の布施行は、同じ身としても心洗われる感じがいたします。
拙僧もできることから始めてみます。
もし都合がつけば、今度一緒に托鉢しましょう。
これからもよろしくお願いいたします。