どなたが考えたのか、SNSに下のような方法が掲載されていました。(シェアフリーのようですので、掲載させていただきました)
人を気持ちよくさせる15の方法
① 褒める
② 応援する
③ 尊敬を伝える
④ 感謝を伝える
⑤ プレゼント
⑥ サプライズ
⑦ 励ます
⑧ 話を聴く
⑨ 共感する
⑩ 承認する
⑪ 興味を示す
⑫ リアクションする
⑬ 笑顔で接する
⑭ 優しくする
⑮ 挨拶をする
人を不快にさせる15の方法
① アラ探しをする
② やめさせようとする
③ 馬鹿にする
④ やってくれて当たり前と思う
⑤ プレゼントを求める
⑥ サプライズを求める
⑦ 怒鳴りつける
⑧ 自分の話を多くする
⑨ すぐ結論を言う
⑩ 否定する
⑪ 無視する
⑫ リアクションしない
⑬ 笑顔を見せない
⑭ 優しくしない
⑮ 挨拶をしない
その人に好かれたければ上の方法を選択し、その人に嫌われたければ下の方法を選択する。
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う~ん、なるほどねえ・・
快・不快、それぞれ15番目にある「挨拶」。
『「挨」という漢字は、もともとは「打つ」とか「押す」とかいった意味を持っています。一方の「拶」は、「近づく」「進む」という意味を持っています。
そこで、「挨拶」は本来、「押して進む」「押して近づく」という意味の熟語だということになります。
それが、禅宗のお坊さんたちの間で、お互いの間で問答を繰り返すことを表す熟語として用いられるようになっていきます。
お坊さん同士が出会ったとき、相手がどれくらい禅の知識を持っているのか、さぐりを入れながら「押して近づいて」いこう、というわけなのでしょう。
その意味からさらに転じて、人間同士が出会ったときに交わす受け答えという意味で、「挨拶」が使われるようになったようです。』 (漢字文化資料館)
そこで、「挨拶」は本来、「押して進む」「押して近づく」という意味の熟語だということになります。
それが、禅宗のお坊さんたちの間で、お互いの間で問答を繰り返すことを表す熟語として用いられるようになっていきます。
お坊さん同士が出会ったとき、相手がどれくらい禅の知識を持っているのか、さぐりを入れながら「押して近づいて」いこう、というわけなのでしょう。
その意味からさらに転じて、人間同士が出会ったときに交わす受け答えという意味で、「挨拶」が使われるようになったようです。』 (漢字文化資料館)
もともとは禅宗の言葉から出たものですが、語源を引き合いに出すまでもなく元気な声での「挨拶」は気持ちのいいものです。
挨拶しそびれると、その日一日、家庭や会社でぎくしゃくしたまま過ごさなければいけなくなってしまうことも。
『無財の七施』という『雑宝蔵経(ぞうほうぞうきょう)』の中で「布施」について説かれているものがあります。
金品を施すばかりが布施ではありません。『無財の七施』は誰にでも出来る布施としてしばしば紹介されています。
1 眼施(がんせ)…いつも優しい眼差(まなざし)しで人に接する。
2 和顔悦色施(わがんえつじきせ)…いつも笑顔で接する。
3 言辞施(ごんじせ)…優しい言葉で接する。
4 身施(しんせ)…困った人を見たら助けてあげる。
5 心施(しんせ)…ほかの人のために心を配る。
6 床座施(しょうざせ)…席や場所を譲る。
7 房舎施(ぼうじゃせ)…訪ねてくる人がいれば一宿一飯の施しを行い労をねぎらう。
「挨拶」は2番目の「和顔悦色施」ですね。
新一年生、新社会人のみならず、元気な挨拶を毎日心がけたいものです。
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草友会の方々が作ってくれた藤棚に、藤が咲き始めました。
来年はもっとたくさん花がつくことでしょう。
今日はここまで。