さんぜ通信

合掌の郷・倫勝寺のブログです。行事の案内やお寺の折々の風光をつづっていきます。 

2月の倫勝寺 行持日程

2011-01-30 16:55:51 | 倫勝寺の行事予定

 

 

2月の倫勝寺 行持日程

◎2月3日(木)節分会(詳しい説明はこちらから

◎特別坐禅会 涅槃会摂心

  期日:2月10日(木曜日)~14日(月曜日)    ※11日(祝日)は朝粥がつきます

  時間:午前6時半から8時(坐禅2回)

  場所:倫勝寺本堂 ※参加自由

     お釈迦様のご命日である2月15日は、お誕生日(4月8日)、お悟りを開かれた日(12月8日)と並んで仏教徒として大事な日です。
     永平寺や總持寺などの修行道場では、お釈迦様への報恩行として一週間坐り詰めの厳しい修行、摂心(せっしん)をおこないます。
     倫勝寺でも下記時間で摂心をおこないますので、ぜひご参加ください。

      午前6時30分 止静(坐禅始め)  ※本堂は6時には開いております。
         
         7時     抽解(休  憩)

         7時10分  止静(坐禅再開)

         7時40分   放禅(坐禅終了)

         引き続き   朝のお勤め                      

 

◎坐  禅  会 (於 本 堂)

         22日(火)夜坐 夜7時より9時

◎写  経  会 (於二階和室)

         25日(金)午前10時開席・午後2時読経

                                     倫勝寺 住職

 

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節分の準備も、通常の寺務の合間を縫って進んでいます。
書き物や、精進膳の献立をたてて買い物に行ったり、道具を出したり・・・
今日はかば焼きのたれや玉コンニャクのたれ、田楽の味噌をつくりました。

法事や葬儀の合間にあれこれ準備をしています。



昨日からは黒豆を煮始めました。
精進膳の盛り込みの一品です。

黒豆の煮方をよく聞かれますが、特に秘訣などはありません。
いただいた丹波の黒豆のケースに書いてあるのを参考に、3、4日かけて煮ています。

あえて言えば新しい豆を使うこと。
できればちょっとお値段が高くても良い豆を煮たほうが、間違いなく美味しくできます。
厚手の鍋を使うのも、コツの一つかも知れません。

煮方はおおおそ次の通り。

材料  黒豆  約1キロ
    水   18カップ(3.6リットル)くらい
    重曹  小さじ2くらい
    塩   大さじ2くらい
    砂糖  800グラムくらい
    醤油  3/4カップ(150ccくらい)
    錆釘(ガーゼに包んで17,8本)や鉄卵(鉄鍋で煮る時は不要)

※調味料等の量は、各人の好みに合わせて調節してください。あなた自身の味に仕上げることが大事です。

1 豆を水洗いし、ざるにあけておく

2 鍋に水と調味料、錆釘を入れて沸騰したら重曹を入れ、豆を入れて蓋をし、一晩つけておく。

3 鍋を強火にかけ沸騰寸前で火を弱め、泡やアクを取りさし水1/2カップほどを入れて火を止めて紙蓋をし、さらに鍋の蓋をして4、5時間置いておく。

4 3をもう一度繰り返し、一晩置いておく。

5 汁がふきこぼれないように、弱火で合計8から10時間くらい煮つめる(ときどき休んでも大丈夫)。

6 水分が足りなくなったら、その都度水をたす。

7 やわらかく煮あがったら火を止め、そのまま一昼夜置いて味をなじませる。

時間はかかりますが、煮込んでいる時は時々休んでも大丈夫。
朝に時間のある時に煮立てて火を止めておき、夕方帰って来てからまた火を入れる、というのを何回か繰り返せば、けっこう上手に煮えます。
かえって光熱費の節約にもなりますしね。

豆は気長に煮るのがいいのかも。

圧力なべをつかえばもっと簡単に煮ることができます。少量であれば、ですが。

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節分の準備にあと3日しかありません。頑張らないといけませんね。

今日はここまで。



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