梅雨いよいよ本番。今日もしとしと雨降りの一日です。
おかげさまで園内の花は瑞々しい様子を保っています。
今年も沙羅の花がたくさん咲きました。
夏椿ともいわれます。一弁ずつ散るのではなく、きれいな花の形のままで落花しますので、
たくさん咲いている樹の下は、かえって白く輝いてるように見えたりします。
落花してなお美しい、そんな風情が楽しめます。
雨の日には雨の日の自然な美しさがあります。
水滴の中の光や、映り込んだ花の色。
光が柔らかく廻りこむので、花全体が柔らかくふわっとした印象になります。
紫陽花も見頃になってきました。
先週は移動距離の長い、出張が三回。
一泊しての群馬。
熱海の会議、長野への弔問は日帰りでした。
群馬で一泊の後、時間があったので県境を超えて軽井沢のセゾン現代美術館へ行ってきました。
よく手入れされた庭園に置かれるオブジェや、静かな館内の展示。
しかし。
アタマの固い住職には、いまひとつ響くものが無くて…というか、なんというか…
庭園を流れるせせらぎや雨に濡れた青葉が、一番ほっとする展示だったりしたのでした。
まだまだ未熟な私でした。
残念・・・
今日はここまで。