既報の通り、さる2月3日、第25回倫勝寺・節分大般若祈祷法要が行われました。
佛天のご加護をいただき、多くの御寺院様、参詣の皆さまのご協力、そして晴天にも恵まれ、25回目の大事な節目を無事に勤めさせていただきました。
節分会は倫勝寺にとって、大掛かりなだけでなく、先代住職の肝いりで始めた行事ですので、非常に大切な催事なのです。
先日のブログにアップしたように、お札やオイズリ、そして桝に福寿の文字を書き入れ、
おもてなしの精進料理をつくり、芸人さんやお相撲さんなどさまざまな方々と連絡を取りあって遺漏の無いように準備を進めていきます。
おかげさまで、今年も精進料理は募集開始ほどなく満席となりました。
ありがたいことです。お料理から少しでも精進のあとかたを感じていただければ、典座和尚としてこれに勝る喜びはありません。
演芸開始三十分前には、観覧席7割ほどの入りですが、この後ドンドン席が埋まっていき、あっというまに満員札止め。あとの方は、一階大ホールモニター席での観覧となりました。
真打になって、というわけではないですが、話がますます聞きやすくなった感があります。これからもどんどん良くなっていくでしょうね。期待度大です。
で、ハッポゥ君。藤島部屋の千秋楽打ち上げ会で見てから、これはもう呼ぶしかない!だったのですが、来てもらってよかったです。
ウケましたね、発泡スチロールの切り絵。幼稚園や老健施設からも声がかかるそうな。毒がないから、呼びやすいかな。
素顔はまじめな、どこにでもいそうな好青年です。こちらもまだまだ、伸びしろありますね。
トリは チャーリーカンパニーさん。
さすがです、お通夜ネタ。お寺でやるからなおウケる。この笑い、癖になっちゃってるなあ(^^♪ こういうの、テレビじゃやらないからね。
キンピカ先生にも一講座お話いただきました。
法要の様子は写真がありませんが、例年の通り、20数名の御寺院様にお手伝いいただき、皆様の今年一年の健康や心願成就を祈念いたしました。
豆まきも今年は平日にもかかわらず、参加者が昨年より2,3割多かったようです。
老若男女、たくさんの方が来てくださるのがほんとにうれしいです。
豆を撒かせてもらいながら、こんなにたくさんの笑顔を一度に見ることができるなんて、自分はなんて幸せなんだろうって、いつも思います。
25年前に、お彼岸やお盆だけではないお寺の行事としてなにがいいだろう、と先代住職や関係者は知恵を絞ったそうです。
で、始めたのが第一回の節分会。
今ではたくさんの方が見えられますが、その時はそれこそ、ホンの数人しか豆を拾いに来なかったそうな・・・・。
弟のポール牧に相談し、その伝手でたくさんの芸能人や関取衆を招いて盛大な豆まき大会にしたのはその翌年から。たくさん人が来て、住職、びっくりしたそうです。
先代がなくなった後、新聞に折り込みチラシを入れるようになって、さらに来場者が増えました。開催日が土日と重なると、怪我人が出ないように気を遣います。
精進料理を出すようにしたり、特別祈祷の方にオイズリを着てもらったり、玉コン売ったり・・・・・試行錯誤しながら25回を終えることができました。
先代様の撒いてくださった種を、うまく育てていけているのでしょうか・・?
答えはきっと、次の代にならないと出ないのでしょうね。
馬場家、名和家、関係各業者の方、特に鳳友産業さんにはいつも大変お世話になります。今回もありがとうございました。
また、名前を挙げることは致しませんが、本当に多くの方々お手伝いがあって節分会は運営できています。
本当にありがとうございます。
これからもこのご縁を大事にして、50回、100回目指して頑張りたいと思います。
よろしくお願いいたします。
第50回だと、拙僧80歳だから、まだ生きてるかな。
日本がまだあるか、そこら辺が怪しいか・・・・。原発再稼働にまた胡散臭い動きがあるし・・・。
今日はここまで。
※今回のブログの写真は、数枚を除いて、ほとんどお檀家の伊部さんからいただいたものを使わせていただきました。伊部さん、ありがとうございました。
こんどはぜひ、ライカのモノクロームでワタシのポートレイト、お願いします(^^♪
また時間をつくっていただき方丈様の写真を撮らさせて頂きたいと思います。
よろしくお願いいたします。
私が撮れないので、とてもありがたく、感謝申し上げます。
今後ともよろしくお願いいたします。