23回目の節分会がおこなわれました ※豆撒き写真追加

 

第23回目の節分大祈祷法要が行われました。

もう春がきたかと思わせるようなとてもよい天気に恵まれ、芸能から法要、豆まきまで、皆さん心ゆくまで節分を楽しまれたようです。

 

11時からの節分特別精進料理は、おかげさまで限定の４０席が完売。

たくさんの方の御手伝いを頂いてようやく出来上がる節分の料理。

ほとんどの方が完食されました。

　　　　　

今年の献立は以下の通りで、おひとり様志納金3,000円です。ぜひ来年はお運びのほど。お待ちしております（＾－＾）

平成26年2月3日   節分大祈祷会 点心献立

着席のおもてなし…結び昆布入り梅湯

一の鉢……盛り込み
   　　　  　鰆湯葉の蒲焼 はじかみ　揚げ梅麩　揚げ芽くわい 黒豆含め煮　
　　　　　　 干し柿と干し芋のてんぷら　シラタキと金時人参のくるみ和え　いちご　　

二の鉢……煮物　　新筍　大山春ガンモ　椎茸　インゲン　人参

三の鉢……湯葉入り芹ご飯　

与の鉢……すまし汁　梅型絹豆腐　筍　松葉柚子　葉付き芽蕪

五の鉢……胡麻豆腐　醤油　置き山葵　タラの芽

六の鉢……山形のお漬物　　白菜漬 青菜漬　赤蕪

七の鉢……菜の花、大根、利休麩の辛子酢味噌かけ　

朱のお碗……揚げだし豆腐べっこうあんかけ　たっぷりおろし生姜添え　
　　　　野菜素揚げ添え（舞茸　大根　獅子唐　サイコロ蓬麩、柚子麩）　

甘　味……吉祥昆布　白花豆　

　　「美坊主」がお運びいたします。

 

13時からの節分寄席も、おかげさまで例年通り大盛況でした。前座を勤めてくれた柳家フラワーさんは「子ほめ」を披露。

ちょっと硬いけど、場数を踏んでこれから上達して行くんでしょうね。

 

おなじみ三遊亭司さんの演目は古典の「片棒」。

いやあ～、また腕が上がりましたね。「上がつっかえて、なかなか真打になれない・・」とのことですが、もう充分に実力はあります。

赤西屋の次男が祭囃子を口真似でするところなんかは、お客さんから拍手の嵐が起こるほど！

　　たいしたもんです。二ツ目筆頭から抜け出て、早く真打披露の時期が来ないかな。

 

マジックの伊藤夢葉（いとうむよう）さんは、以前にも倫勝寺にお出でいただきました。

　　とぼけた味が何とも嬉しいマジック。

ムチを持っていますがムチを振るのが趣味、というだけであとは鞄にしまっちゃうというおとぼけ。笑えます（＾－＾）

 

落語の林家ひろきさんは、初めて倫勝寺においでいただきました。ちょうど用事が入って中途半端にしか聞けなかったのが残念。

　　津軽三味線の腕もなかなかです。司さんとはまたタイプの違う噺家さんなので、今後要注目です。

 

そして節分寄席のトリはチャーリーカンパニーさんのコント。

「バカによく効く薬」のネタでしたが、わかっていても笑っちゃう・・・年季の入り方が違います。今回も良い芸を見せてくださいました。

節分寄席は皆さんに来ていただいて、心から笑ってほしいですね。テレビに出ている芸人さんもオモシロいですけど、お客さんと演者が近い生ライブは本当に楽しいのです。

 

お嬢さんを亡くしてふさぎ込んでいた女性が「楽しかったわ～、久しぶりで大声で笑っちゃった」と言ってくださいました。

心から嬉しそうな顔をしておられたので、こちらも本当にうれしくなりましたね。

 

寄席のあとはお馴染みキンピカ先生のお話があり、続いて大祈祷法要。（キンピカ先生も法要も残念ながら写真はありません、カメラマン兼住職なものですから・・・・・・）

 

豆撒きに続いて（これも、撒いているんで写真が撮れないんです・・・・）、なんて言ってましたらお檀家の伊部さんが写真を下さいました（＾－＾）

有難うございます。

　　　

　　　　　

　　　　　　　

　　　　　　　

　　　　　　

 

続いて福引大抽選会。

1日に断髪式を終えたばかりの藤島部屋・元大関雅山こと二子山親方も抽選に参加してくださいました。

今年も盛りあがりました。ベジー渡辺さんの「ラッキィ～ナンバァ～」は永遠に不滅です。

　　　　

もう23回目です・・・よく続いています。

最初はだれもお客さんが来てくれなくて、お坊さんと事務所の人たちだけで豆撒きをしたそうですが、今では本当に沢山の方が楽しみにしてくださるようになりました。

私が先代から引き継いだのが平成9年ですから、私の代になってから今回で18回目の節分会。

マンネリ化してきたように感じる部分もありますので、すこしづずつ刷新していかなければならないところもあるようです。行事は難しいですね・・。

 

本当に多くの方のお手伝いがあって、毎年の節分行事があたりまえのように滞ることも事故もなく進められます。

鳳友産業さんはじめ関係された皆様、協賛業者の皆さまに心よりお礼申し上げます。

そしてなにより、おいで下さった皆さんに心より感謝申し上げ、この一年を穏やかに暮らせるように祈念申し上げております。

感謝、感謝。

有難うございました。

 

今日はここまで。