境内の梅の木に、花がつき始めました。
まだ咲き始めですので花の数は少ないのですが、近くに行くと、ほのかな香りが春の到来を感じさせてくれます。
梅をシンボルにする自治体や国は、ウイキで調べただけでも下記のように結構たくさんあります。
あらためて見て見ると、その多さにびっくりします(@_@;)
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大阪府(県花)
和歌山県(県花)
福岡県(県花)
大分県(県木県花: ブンゴウメ)
市花(町花・村花)
北海道:豊浦町
青森県:岩木町
宮城県:大河原町
秋田県:横手市・琴丘町・羽後町
山形県:最上町・真室川町
福島県:白河市・会津高田町
茨城県:水戸市・五霞町・常陸大宮市
栃木県:西方町
群馬県:安中市
埼玉県:児玉町・美里町・北川辺町・嵐山町・越生町
千葉県:成田市
東京都:大田区・府中市・国立市・青梅市
神奈川県:小田原市
山梨県:都留市
長野県:小諸市・宮田村
新潟県:糸魚川市・見附市・三川村
富山県:小矢部市(紅梅)
石川県:金沢市・小松市
静岡県:熱海市
岐阜県:関ヶ原町・美濃市・輪之内町
三重県:御薗村
京都府:城陽市・綾部市・大江町
奈良県:天理市・王寺町
和歌山県:田辺市・みなべ町・上富田町
大阪府:東大阪市・泉南市・熊取町
兵庫県:たつの市
島根県:益田市
岡山県:佐伯町・奈義町
広島県:三原市・竹原市・坂町
山口県:防府市
徳島県:阿南市
福岡県:太宰府市・香春町
長崎県:島原市
宮崎県:新富町
鹿児島県:日置市
川崎市高津区
横浜市港北区・同磯子区・同都筑区
大阪市中央区
神戸市東灘区
台湾:国花
中国:南京市(市花)
韓国:金海市(市花)・東海市(市花)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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ご存知のように、学問の神様である菅原道真を祀る天満宮にとっても、梅は欠かせないものです。
「天満」の名は、道真が死後に送られた神号の「天満(そらみつ)大自在天神」がその由来という。
道真が優れた学者であったことから天神は「学問の神様」ともされ、多くの受験生が合格祈願に詣でる。参拝して筆を買うと受験に利益があるともいう。道真が梅を愛し、庭の梅の木に
「東風(こち)吹かば 匂ひをこせよ 梅の花 主なしとて 春な忘れそ」
と和歌を詠み、その梅が大宰府に移動したという飛梅伝説ができたことから、梅を象徴として神紋に梅鉢紋などが多く使用されている。また道真と牛にまつわる様々な伝承から、天満宮では牛を神使としており、境内に臥牛像などが置かれている。
各地の天満宮のうち、特に道真と関係が深いという北野・太宰府の二つに大阪あるいは防府などを入れた三つの天満宮が日本三大天神と呼ばれる。北野天満宮は道真が好んだという右近の馬場に朝廷が道真の怨霊を鎮めるために造営され、太宰府天満宮は道真の墓所・廟に造営された。この両社が信仰の中心的役割を果たしている。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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昨年最後のブログに掲載した牛の銅像の写真は、横浜市港南区の上永谷にある永谷天満宮のものですが、
そこにもたくさんの梅の木が植えてあります。
受験生のいるご家庭(ウチもそうですが)には、何かと気にかかる花でもありますね。
のんきに梅を愛でてる場合じゃないよって、言われそうですが、
志を持って進むことを忘れずにいれば、道は脚下にあり、であります。
カメラを持ってうろうろしていたら、昨夏のセミの抜け殻を見つけました。
秋の台風にも落ちることなく、しっかりつかまっているその姿。
う~ん、この根性が大事なんだよなあ・・・って、勝手にひとりごちている住職でありました。
今日はここまで。