さんぜ通信

合掌の郷・倫勝寺のブログです。行事の案内やお寺の折々の風光をつづっていきます。 

待ち遠しい春・・梅 メジロ 水仙 蘭

2009-01-14 22:14:38 | 随流去

保田の昌龍寺に、お仕事で行ってきましたので、空いた時間に水仙の花を写してきました。

ちょうどいまは水仙の真っ盛りです。
水仙ロードというのがあって、観光客の方も多く見受けられます。
町が一番賑わう時期ではないでしょうか。

ですが最近はイノシシの被害がかなり多く、苦労しているという話しもよく聞きます。
実際昌龍寺の裏山もかなりやられていて、タケノコはもう壊滅的被害です。
隣接する檀家さんの水仙畑もかなりやられていて、今回うかがったときは電流フェンスが張られていました。

高速道路ができてから、サルは減りましたがイノシシが圧倒的に増えました。
道路のせいで、生息分布が激変したのではないでしょうか。

いまは横浜から保田まで1時間少々で行ける様になりました。
以前はフェリー経由で2時間半。陸路では4,5時間かかっていましたから、夢のような話です。

しかし、道路のおかげで便利になった反面、生態系が変化してしまってかえって大変な問題が持ち上がってきました。
花農家の方々にとっては、死活問題にもなりかねません。

人間の都合だけで物事を進めてはいけない、という悪い見本が出来てしまった感じです。

 

道路や空き地、あちこちに菜の花も咲いています。
保田は本当に暖かい所なんですね、保養地、別荘地というのも頷けます。

保田は海辺の町なので、入り陽の時間帯、天気によっては素晴らしい夕焼けを見ることが出来ます。
昌龍寺は小高い丘の上にあるので、金色に染まった風景を心から堪能することが出来ます。

菜の花も金色に染まります。

夕日があたった百日紅の小枝は、まるで金色の花が咲いたようです。
燃え立っているようにも見えます。


倫勝寺本堂の窓側においてある蘭の花が咲き始めました。
朝晩の本堂はかなり寒く、坐禅していてもかなり厳しいのですが、やはり季節はちゃんと巡っているということですね。

     

鳳倫閣前の白梅も、花の数が増えてきました。

写真を撮っていると、梅の花の蜜を吸いにメジロがつがいで飛んできました。 

メジロは動きが早いですね~。ピント合わせがまったく追いつきません。
かろうじて写せたのはほんの数枚でした、残念!

寒い寒い毎日が続いているけれど、春は間違いなく近づいて来ているんだなあと思った住職でした。

今日はここまで。  



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