研究・考察日誌Δ

日々思った事、考えた事の記録箱。
脈絡の無い事を普通のサラリーマンが考察します。

ながら作業の効率性

2020-08-04 23:50:00 | 日記
よく学生時代の思い出として音楽を聴きながら運動を行ったり
今の時代だとネットフリックスを流しながら勉強を行ったりって事があって
それだと勉強になっていないからやめなさいだとか
そういう注意を受けた事がある人が多いかも知れない。

これについて少し個人的に調べてみたので結論から書こうと思うが

「苦痛・ストレスを伴う作業を行う場合、生産性は向上するが
 そうではない集中して行う必要がある作業の場合生産性は下がる。」
が結論である。

音楽鑑賞しながらの勉強での回答率の調査は昔テレビ局が実施したデータを覚えていたのだけれど
日常的に音楽を聴きながら勉強をしていた生徒は音楽があっても無くても正答率に殆ど差はなく

逆に普段音楽を聴かない生徒は音楽を聴きながらの正答率が著しく下がる。

今度は音楽を聴かない生徒に音楽を与えずテストを受けさせた際は正答率はどのケースよりも高かった。

とデータはここまでで終わっているのだが
実際に僕の出勤前のマニュアルに沿った準備時間で平均10回ずつ行い検証してみた。

音楽を聞いている場合 準備時間は約一時間などに対し
音楽を聴かなかった場合は40分で支度が完了した。

それに伴い 精神的負荷もアナログだけど平均を取った結果 音楽を聴きながらの出勤準備の場合
10段階評価で6のストレス指標が出た。 あ、10の方が高負荷ストレスね。

逆に音楽を聴かずに出勤前準備を行った結果 10段階評価で9のストレス指標。

つまりこのデータから分かる事って ストレスがかかる作業を行う場合って意識を他にも割きながらやると
集中力は下がるし生産性も落ちるけど精神衛生上良いよーって事。

資格のために勉強とかならガッツリ集中して行うと良いし
会社の独自試験でマジで鬱だわって時は音楽とかネットフリックス聴きながらやれば良い。

音楽のジャンルとか音量とかその日のストレス指標とかにも左右されるから
試験品のサンプル採り以下の調査とか検査結果になるけれど
ぜひ参考にして見てもらえればやった甲斐があるよー。


それはそうとさ! 前から欲しかった文化研究の本が1円でAmazonで買えたんだ!
946年くらいだっけあの位から末法の世界らしいけど本当に世も末だねー、こんな価値のある本が
たったの1円なんて。
僕の個人的な研究のど真ん中の書籍だよ!

服飾史もそうだし文化史も知りたかったんだよー。
あとは発達心理とか。
手持ちの私服スラックスが半壊したから海外のサイトから安く買えたし。
とても自分の中では充実した一日でしたよ。
あと禁煙具も買えたし。

この年にしてようやく生涯2回目の銀行振り込みを体験しました笑

一般教養が足りなさすぎるんだよなぁ。
マジで神様の僕に対するステータスの振り方 完全にミスってる感ある。

あとね 脳科学を多分本格的に勉強すると思う。
理工学部で勉強出来る大学院があるんだけれど
そこでやりたいな。
メンタリストの人とか先輩でいらっしゃるけど。
とりあえず 器官の勉強と発達心理と文化の勉強が終われば脳に着手したい!!

将来 人体錬成する錬金術師になっちゃいそうだぜ☆
冗談です。

禁煙つれー!!!

人の脳は近代化していない。決して。

2020-08-04 21:38:00 | 日記
人間の脳は決して近代化していないという事を知っている人は少ない。
本来 人間が持ちえる快楽は原始的な物と自己実現的なものが関の山で

近代の娯楽に脳は対応していない。
タバコは言うに及ばず アルコールにもカフェインにもゲームにも映像にだってた。

対応していない娯楽を過剰に摂取や習慣化すると
脳のレセプター(受容体)がぶっ壊れてしまう。

レセプターがうまく機能せずぶっ壊れた状態になると「依存」が発生する。
ドラッグ依存もこの一種で
快楽を受ける受け皿が麻痺して前回と同じ快楽でも
同じ度合いの快楽と脳が認識できず
更なる過剰摂取を欲しだす。

過剰摂取が行き過ぎると依存症として生活や生命活動や社会活動を破綻させるまで人間の脳のドーパミンレセプターはぶっ壊れる。

じゃあこいつをどうやって克服し治していくかって言うと
まずは摂取量を減らすところから始めて 人間の持つ元来あるべき欲求で脳内のドーパミンレセプターが機能するようにしてやる。
元来あるべき欲求ってのは近代以来に登場した娯楽ではなく、ごく原始的な娯楽。
知る事や目標を達成する事。
それを繰り返し 依存していた娯楽を摂取しない事によって
脳のドーパミンレセプターは徐々に回復する。

最近 やたら思うんだけどさ
人々の娯楽ってのがやたら受け身なトレンドになってるのが気になるんだよなー。
サブスクもそうだしネット社会ってのもそう。
テレビなんか言うに及ばず あれはカット数や情報量で脳内のドーパミン増やしてるようなもんだから
あんま好きになれなくてね。
通販も より効率的で便利になったけれど
便利なシステムってのは人から思考する能力を剥ぎ取っていくからね。
通販サイトに頼り過ぎてお中元をする時に自宅の住所すら満足に出てこない人もいるって聞く。

つまり 人間は知らない内に進化して 知らない内に退化してるんだなぁ。
僕がよく言ってるアナログに囚われろってのはそこも狙い。
人間が本来持つ思考能力をトレーニングしておかないと
決断を迫られる状況ですら受け身で流される人間になる。

大事な事は考え続ける事 そして行動の意味を理解する事
一体何の為にこれを行うのか。
言われるがままになってはいけない。
命令されるがままになってもいけない。

難しいけどね。
まぁ、僕はタバコにドーパミンレセプターぶっ壊されてるので禁煙に挑戦しようと思います。

行動力、思考力、人間力。 

法則性から学ぶ

2020-08-04 00:47:00 | 日記
昨日 経済新聞から興味深い記事を見かけたので引用

それ自体はシンプルな話で年号による特徴と規則的な動きについてだ。

まず
慶応→明治→大正 と推移する時代を並べる。
同様に
昭和→平成→令和 と並べてみる。

そして起こった出来事をピックアップ

慶応・幕末 内戦勃発 動乱期
明治・文明開化 街並みの大きな変化 安定期
大正・スペイン風邪の流行 文化成熟期

昭和・第二次世界大戦勃発 動乱期
平成・街並みの大きな変化 文化の変化 安定期
令和・新型コロナの流行 文化成熟期

まあ、よく似ている訳でこの後ヤバい事起こるんじゃね的な記事だったんだけれど
抽出すべき共通項と法則性はそこだけじゃないと思うんだよなぁ。

それぞれの時代の民意が大きく動いた西暦での年を書いてみると
1867年大政奉還(内戦終了)
1939年第二次世界大戦
約62年。
って事は
1945年終戦で62を足すと
2008年な訳だけれど
リーマンショック前後なだけで
特に争いは起こってない。満期ってやつだ。

ただ僕が気になったのは
大衆の口頭での伝承力と思想力の保持が
約100年あればすっぽりと抜け落ちてしまう事だ。

例えば戦争などは記録媒体が発達してなければ60年で争いを禁忌とする伝承は抜け落ちてしまう。
第一次世界大戦もあったけれど大衆全てを巻き込むような争いはこの二つだけだ。
それと伝染病もそう。
前回のスペイン風邪からは綺麗に100年周期。
心理学も絡んでくるだろうけど
危機意識を全体の過半数が保持出来る期間はこれより短いって事。

つまり過半数を占める人達はどんなに過去の事実として教育を受けたとしても
前回の事象の発生から短ければ60年、保険掛けて100年あれば、それを他人事のように考えてしまうって事なんだ。
話は戻るけれど、前回の大きな争いから約80年。
今の大衆心理はどちらに傾くだろうか。
他人事感が時に歴史を負の方向に大きく動かしてしまう事だってある。
僕らに出来る事は先人に学ぶって事だ。
思想だとか、そんな物は各々が信じる正義を持ってて良いし、そうすべきだと思う。
ただ、知らぬがまま嘆く事だけは
知らぬがまま後悔する事はあってはならないって僕は思うんだ。

衛生意識も危機意識も美容文化も何もかも。
先人から学んだ事を無駄にしてはならない。
僕は普遍性が好きだから、移ろい行くものが好きになれないみたい。