こちらの続きです。
最終レースのあと、桑島孝春騎手の引退セレモニーが行われました。
浦和所属騎手と、最終レースに騎乗していた他場の騎手も集まり、そしてご家族も招かれてのセレモニーとなりました。
そして、桑島騎手から、奥様への花束贈呈。
最後の騎乗のあとのインタビューで、桑島騎手は仰っていました。
「(この日を迎えるにあたって)俺のスタイルだから。今までと変わりません。
夕べは寝られなかったねぇ。コーヒーとか飲みすぎたかな(笑)
今朝もいつも通り2時40分に起きて、普通に6頭、調教をつけてきました。
家族はまだ寝ていたので、犬だけなでてきました(笑)
パドックは静かだったので、ファンの声がバンバン耳に入ってきたね」
「ウチのカミさんもホッとしているんじゃないかな。
調教で乗るのも気を使うしね。
今日は早く寝ます(笑)」
そして
「(体調が悪いときも)馬に助けられる。
よしって言う時は、何とかなるんだね。
(40年間やってきて)悔いはないです。」
インタビュー前に、ブーツの砂をきれいに拭いて、
新しい白いタオルを持ってきて、身支度を整えてから、
一言一言、丁寧に答えてくださいました。
そして引退セレモニーのあと、残っていたファンの最後の一人まで、サインに応えていらっしゃいました。
南関東の、そして競馬の騎手としてだけではなく、人として本当に優しく魅力的な方でした。
今後、また何かの競馬で関わってくださる事を、心から楽しみにお待ちしています。
本当に、今までどうもありがとうございました。
動画サイトに、
引退式の動画が掲載されていました。
浦和の騎手会長・見澤さんの挨拶は、本当に温かくて、必見です!