会社設立や新規事業を始める際、ロゴの作成が必要になることがほとんどです。ロゴは長期にわたり使用するものなので、デザインの方向性や作成方法に悩む方も多いのではないでしょうか。
本記事では、ロゴの概要を解説し、ロゴ作成の際のポイントと、代表的な4つの作成方法をご紹介します。ロゴ作りでお困りの方は、ぜひ参考にしてください。
2016年11月に「学生×副業」で生計を立て、2018年に個人事業主として起業。SNS型投資詐欺、稼げない情報商材に騙されるも、2019年10月に法人を設立後、持ち前の営業力と知識・情報のアップデートで、「営業代行、コンサル」「ホームページの制作」「営業・AIの情報発信」「資産形成の情報発信」を行っております。
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ロゴとは？
まずはロゴの基本について解説します。ロゴとは「ロゴタイプ」の略で、文字やテキストがイラスト化されたものです。
ロゴの歴史はメソポタミア文明の「円筒印章」から始まり、紀元前2300年ごろにはすでに使用されていたといわれています。現代では企業や商品のブランドイメージを象徴するデザインとして、企業のエンブレムや製品のパッケージなどに広く使われています。
代表的な3種類のロゴ
ロゴには主に3種類のタイプがあります。
- シンボルマーク
- ロゴマーク
- ロゴタイプ
それぞれの特徴を以下でご紹介します。
シンボルマーク
シンボルマークとは、会社や団体、個人の特徴をシンプルな図案に表したものです。家紋が代表例で、組織や人の「象徴」を視覚化したデザインです。
ロゴマーク
ロゴマークは企業や商品のイメージを図案化したもので、多くの人が「ロゴ」と聞いてイメージするものは、このタイプが多いです。ブランドや商品のイメージが強く伝わるため、商品と一体化して認知されることが期待されます。
ロゴタイプ
ロゴタイプは、企業名や商品名を文字のデザインで表現したものです。会社名やブランド名そのものを図案化することで、企業の認知度を高め、視覚的にも一貫性を持たせることができます。
ロゴを作成する際に重要なポイント
ロゴの基本や種類を理解したら、次はロゴ作成で重要なポイントについて解説します。
会社の成長を考慮して使い続けられるデザインにする
ペルソナを設定する
ブランディングを意識する
ロゴを使用する媒体に適したデザインにする
拡大・縮小しても認識できるか確認する
ペルソナを設定する
まず、ロゴを見てほしいペルソナを設定しましょう。ペルソナとは、商品やサービスを届けたい具体的なターゲット像を指します。「40代女性」といったターゲット設定よりも具体的に「年収1000万円の40代既婚女性、趣味は料理」といった形で詳細に決めるのがペルソナの特徴です。
ペルソナ設定は、誰にも響かないデザインになってしまうことを防ぐ重要なステップです。若年層がペルソナの場合と高年齢層がペルソナの場合では、求められるデザインが異なるため、あらかじめターゲットを明確にしておくことが大切です。
ブランディングを意識する
ロゴ作成において、ブランディングの視点も重要です。ブランディングとは企業やサービスのブランド価値を高める活動のことです。ブランドイメージがしっかりと伝わるロゴは、競争の中で大きなアドバンテージを持ちます。マクドナルドの「M」やナイキの「スウッシュ」のように、一目でその企業や商品と分かるロゴを目指しましょう。
ロゴを使用する媒体に合わせる
ロゴを使う媒体に応じたデザイン調整も必要です。名刺やホームページのように変形が不要な場面もあれば、ボールペンなどサイズが限られた媒体では、ロゴをアレンジして使う必要が出てきます。ロゴを作成する際には、使用する可能性のある媒体をリストアップし、それに合わせたデザインを検討しておきましょう。
拡大・縮小時でも認識できるか
ロゴが拡大・縮小されても、視認性が損なわれないことも重要です。特に、Web広告のバナーなどはさまざまなサイズで表示されるため、どのサイズでもロゴが認識できるデザインを意識しましょう。
会社が成長しても使えるデザインにする
会社の成長を考慮したデザインも大切です。ロゴは会社のブランドそのものを表すため、頻繁な変更は避けるべきです。変更の必要が出ないよう、初めからスケールの大きいデザインを心がけましょう。
ロゴを作成する4つの方法
ロゴの作成には、以下の4つの方法があります。それぞれの方法の特徴を把握し、自社に合った方法を選びましょう。
クラウドソーシングでコンペを行う
自社で作成する
フリーランスのデザイナーに依頼する
デザイン企業に依頼する
自社で作成する
自社にデザイナーがいる場合、社内でロゴを作成する方法もあります。社内で行うことでブランドの理解が深く、スピーディーなコミュニケーションが可能です。一方で、リソースをロゴ作成に割くため、他の業務に支障が出ないよう注意が必要です。
フリーランスのデザイナーに依頼する
フリーランスのデザイナーに依頼する方法もあります。フリーランスは企業より安価に依頼できるため、費用を抑えたい場合に向いています。ただし、納品後の変更や調整がしづらいことがあるため、実績を確認してから依頼するのが良いでしょう。
デザイン企業に依頼する
デザイン企業に依頼する方法も有力です。費用はフリーランスより高めですが、担当者変更や進行のスピードなどの融通が利きやすく、納品後のサポートも充実している点が魅力です。確実性や信頼性を求める場合におすすめです。
クラウドソーシングでコンペを行う
最後に、クラウドソーシングでコンペを行う方法です。複数のデザイナーから提案を募り、その中から最も自社に合ったものを選べる点がメリットです。ただし、応募数が少なかったり、満足できるデザインが集まらなかった場合には、コストが無駄になる可能性もあります。
まとめ
本記事では、ロゴの概要や作成のポイント、そして代表的な作成方法について解説しました。ロゴは、企業や商品のイメージを左右する重要な要素です。そのため、ターゲットに合わせたペルソナ設定やブランディングを意識したデザインが必要です。
また、フリーランスへの依頼やクラウドソーシングの活用など、さまざまな方法から適切なものを選びましょう。まずは自社のイメージをしっかり固め、最適な方法で理想のロゴ作成に取り組んでみてください。
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