ロードバイカーごんのLOOKな生活

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BABEL

2007年05月04日 | 生活雑感
壊れかけた夫婦の絆を取り戻すために旅をしているアメリカ人夫婦のリチャードとスーザン。バスで山道を走行中、どこからか放たれた銃弾が、スーザンの肩を撃ち抜く。なんとか医者のいる村までたどり着くが、応急処置がやっと。
彼は英語がなかなか通じない村の住人たち、対応が遅いアメリカ政府に苛立ちを露わにするが…。

同じころ、東京に住む聴覚に障害を持った女子高生のチエコは、満たされない日々にいら立ちを感じていた…。

全体的に重い雰囲気で終始した。
モロッコ、メキシコ、アメリカ、そして日本を舞台に、複数のストーリーがひとつに収束していく展開は、もう少し新鮮味があるかと思ったがそうでもなかった。
キーワードというかキーは銃・・・・ハンティングためのライフル銃が生活を守るための銃へ、そして思いもよらぬ結果として一人の女性を傷つけることになる。


聾唖の女子高生という難しい役を演じた菊地凛子の「体当たり」的な演技はそれなりに評価できる。

なんだかんだ言っても役所広司の演技は秀逸!

少ない台詞回しでアレだけの存在感。個人的に好きな部類の役者さんです。

あ、ブラッド・ピットもよかったけど、でもあの人はやっぱカッコイイ役の方が似合うかな・・・

映画終了直後は、なんだか頭の整理がつかず、一体この映画どんなメッセージを送りたかったんだろう?と思いしばし頭が混乱した。

メッセージは?愛かな?それも家族愛ってとこ?
家族って一番身近にいるのに一番愛を感じ辛い距離にいるのかもしれないと思った。
案外そういうことかもな・・・・ということで自己完結!

ところで、気分が悪くなるという噂の場面は、確かにクラブの音量と光量、そして聾唖者の無音の世界とのギャップでちょっとこれまでにない感覚ではあったが、気分が悪くなるというほどではなかった。



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