待ちに待った山行です。
仰烏帽子は、数年前の大水害で登山道が崩壊したとの情報で、しばらくご無沙汰していた山です。
雪の中から顔を出す光り輝く福寿草を期待して、荒れ果てた登山道をズルズル滑りながら、やっとこさ登りましたが、 たまに少しだけ雪が残っている程度で冠雪は皆無。
それにしても、予想以上の荒れ方でした。
尾根の分岐まで、従来の登山道はほとんど跡形もなく流され、残っていても斜面に一部が残るだけで、歩けるような部分はほとんどありませんでした。
初心者や子供さんにはちょっと歩きにくいルートだと思いますので、後述する第二登山口からのアプローチが無難かと思います。
そんな中、二本杉は健在!
歴史の重みを感じました。
仏石との分岐点の風が強く寒いこと。
ここでお会いした登山者とのお話しする中で、第二登山口が存在することを初めて知りました。
冒頭の写真は、仏石でわずかに咲いていた福寿草です。
他の登山者のお話では福寿草には4種類の花があるとのこと。
確かに微妙に違う花弁の付き方です。
仏石でお会いした登山者にお聞きしたところ、福寿草の群生地を通って、第二駐車場に抜けることができるとのこと。
第一駐車場からの元井谷ルートは、下山の方が気を使うので、第二駐車場から車道経由で第一駐車場に降りることにしました。
仏石から第二駐車場へのルートはハイキングルートみたいな楽々ルートで、往路もこちらを使うべきでした。
途中には、福寿草の群生地も。
第二駐車場は、意外と広くたくさんのクルマ。
車でここまで高度を上げるとさすがにアプローチは楽々です。
子供連れでも問題ないレベルですね。
木立の中を抜ける尾根歩きは、暑い夏場でも使えそうな快適なルートです。
尾根歩きは景色もいいし、
珍しい木が並んで立っていたり、なかなか興味深いルートです。
もう少し暖かくなったら、またリベンジします。
そうそう、第二登山口から第一登山口までの車道歩きは、40分ほどの所要時間でした。
これもまた楽し!
道路から五木村の集落を眺めながらの眺望のいい車道歩きも退屈しないで済みました。
帰りに五木村の温泉で疲れをいやした頃、雨がポツリポツリ。
何事も欲張らないことも大事ですね。
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