先日の続きなのですが、大船への朝駆けで感動をもらい、坊がつるに下山後、軽い朝食後、テントを畳み、白口岳から久住連山の周遊コースにスタートです!
このコースは一度歩いたことがありますが、そのときは山小屋泊。
今回は朝3時起きの大船への朝駆けでのウォーミングアップも済み、ザックももテントやシュラフを飲み込み、ヘタレな私にとってはちょっと無謀な登山計画でした。
山荘で2リットルの水分を補給し、ザックの重さも20kg弱。
ここからの白口岳への急登は辛すぎました。
残暑の日差しを受けて汗が吹き出て、息が上がります。
ここまでくればもう少し、最後の力を振り絞り、岩を這うように登ります。
地面にはいつくばると、こんな花が元気づけてくれます。
画面中程の緑の部分の坊がつるキャンプ場からずいぶん登ってきました。
こうやって振り返ると、人間って侮れないなぁなんて、妙に感心してしまいます。
てな感じで自身を叱咤激励しながらやっと、白口岳ピークに到着です。
白口岳は直登で、いつもしんどい思いをしながらの登山ですが、この日はさすがに今までで一番しんどい白口岳でした。
予定では、この後、中岳を経由しすがもり越えで長者原に戻るつもりでしたが、この時点て結構、足にきていましたので、足馴らしに稲星山に登り様子を見ることに。
ゆっくりゆっくり足を運び、やっとの思いで稲星山のピーク!
他の久住の山々にはない独特の砂地の山頂は、日陰を探すのは至難な技です。
ここで、どうやらハンガーノックの症状も出始め、小さな日陰を見つけ、崩れるように腰を下ろしました。
水を補給し、エネルギー補給のために棒ラーメン!
貪るように食べて、やっと人心地がつき、歩く元気が戻ってきましたので、めげないうちに出発!
もちろん、中岳は諦め久住別れを目指します。
途中、道に迷っているグループに声をかけ、久住山へのルートを教えて、トボトボ避難小屋への坂を登ります。
久住別れからの急坂を慎重に下り、すがもり越えに到着!
それにしても、まだまだたくさんの登山客が休憩していました。
大休憩の後は、山行の名残を惜しむように、たっぷりと時間をかけて長者原に帰還!
二泊三日の山行の記録ですが、しんどい思いからすると、記録より記憶に残る山行となりました。
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