どうか安らかに

あ、どうもお久しぶりです

小林麻央さんが亡くなられたとの事で、思うところが色々あり、どうしたものかと…

海老蔵さんと麻央さんは当然自分とは別世界の人なので、自分と比べるものでもないのですが

ただちょっと同じような状況だったこともあり、自分たちの事を思い出してしまいどうにも気持ちがざわついてしまいました

麻央さんの闘病に関するテレビやネットの情報は極力見ないようにしていました

同じ様に癌やその他の病気などと闘っている方が勇気をもらえる、というのもわかりますが
妻をガンで亡くした者としては嫌でも思い出してしまうので辛くて辛くて…

僕の嫁さんは乳がんではなかったのですが、同じように肺と骨に転移して次第に他へと転移してしまい、約2年の闘病の末に旅立ちました

若いと進行が早いと言われますが、僕の嫁さんは37歳で癌が見付かり、39歳で旅立ちました
麻央さんは34歳、若いですよね…

海老蔵さんは公演後帰宅し、看取ることが出来たとの事で、それは良かったんじゃないかなと

僕も嫁さんを看取ることは出来たのですが、最期の数時間は会話が出来るような状態ではなかったので、
最後に交わした会話と言うのが曖昧ではっきりと覚えていないのです…

最期のあの時を忘れたことはありませんが、今日の訃報に接し、より鮮明に思い出されてしまい心ここにあらず、といった感じになってしまいました

遺された方々は辛いでしょうが、病気と闘っていた本人にしかわからない、痛み、苦しみ、恐怖、そういったものから解放されたわけです
どうかどうか安らかに