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シン・ケニーのひとりごと通信

チュ・ウオン主演Xチョン・ビョンギル監督「カーター」

記憶を失った主人公が体に爆弾を仕掛けられながら危険な任務に挑む姿を描いた韓国のアクション映画。チュ・ウオン主演Xチョン・ビョンギル監督「カーター」Netflixで見ました。

 

 

 

 

 

韓国と北朝鮮の軍事境界線で発生したというウイルスの感染が広がる中、カーター(チュウォン)は目覚めると記憶をなくしていた。さらに、カーターの頭にはデバイスが埋め込まれ、口の中には爆弾が仕掛けられていた。カーターは命令に従い、アメリカのCIAと北朝鮮の反政府勢力に追われながらウイルスの抗体を持つ少女を救出しようとする。

 

 

いやいやいや、これ何?久しぶりに映像見ながら酔っちゃいましたね。面白い!と感じるか荒唐無稽なキワモノと感じるか、ひとそれぞれだと思うのですが、映画館、それもMX4Dや4DXでみたら、僕はきっと船酔いみたいになるな。とにかく、切れ目のないアクション、まるで最初から最後までワンテイクのような編集、記憶を失くした男が、耳に打ち込まれたレシーバーと口の中に仕掛けられた爆弾を抱えて、ウィルスの抗体を持つ少女ハナを救出するミッションを敢行する話。そもそも、舞台はDMZウィルスと呼ばれる謎の病気が蔓延した世界。感染すると人々は24時間以内(条件によってはそれより早く)に発症し、暴力的になるなど動物的な行動を取るようになるというもの。感染後およそ13日で死を迎えるとのこと。この状況下で、韓国のチョン博士が感染した娘ハナを回復させたというニュースが世界的な注目を集め、北と南が協力してチョン博士とハナを北にある研究所へ向かわせる。。。しかし、オープニングからカーターと呼ばれる記憶を失くした主人公を殺すために刺客が次から次へと出てきて、カーターがやっつけるという、まるで殺人バトルロワイヤル。そして場所や仕掛けが変わり、ホテルだ、バイクだ、列車だ、飛行機だ、とにかく目まぐるしい上に、ハナを見つけてからは、彼女も助けなくてはいけないので、ありえないシーンを何度も何度も見せられて、かなりグロッキー。現代の映像技術で出来るカメラワークとアクションシーンが見られるのは素晴らしいのですが、人のぬくもりを感じないのが残念。やっぱ、これ映画じゃなくて、ゲームなんですよね。アイデアは面白いと思いましたが、荒唐無稽なキワモノかと。

 

☆☆☆


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