冬のシーズン水曜日夜22時のドラマは、清水友佳子脚本のオリジナル。舞台を降りて演奏活動を辞めた天才バイオリニストと父のために引き受けたポンコツオーケストラのマエストロの話、門脇麦X田中圭主演「リバーサルオーケストラ」第4話「家庭か音楽か… 悩む団員を救え」見ました。
初音(門脇麦)が児玉交響楽団のコンサートマスターとなって初めて臨んだ演奏会が終了。朝陽(田中圭)はすぐさま次の目標となる定期演奏会に向けて動き出し、初音をコンチェルトのソリストに指名する。ところが、初音は練習でミスを連発してしまう。そんな中、明るい性格で一人娘の亜美(凛美)がいるビオラのみどり(濱田マリ)に、定期演奏会への出演が危ぶまれる事態が発生する。
素晴らしい❣️次の課題曲が、初音にとっては、舞台を退いたトラウマ楽曲であるチャイコフスキーの『ヴァイオリンコンチェルト』、少し重くなるかなと思いながら初音が『チャイコン』を乗り越えるエピソードかと思ったら全く違っていました。受験生を持つ主婦みどりでしたね。母と娘の確執を描きながら、受験生への応援出張オーケストラに持ってゆくシナリオが秀逸だし、何を演奏するかを隠していて、一気に見せるシーンに鳥肌が立ちました。自分の母を堂々と紹介する亜美役凛美も素敵でした。毎回心躍りますね。
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