昭和6年・東京。女学校に通う猪爪寅子(伊藤沙莉)は父・直言(岡部たかし)、母・はる(石田ゆり子)から次々とお見合いを勧められる。女学校を出たら結婚し、子供を産み、家庭を守るのが当然とされていたからだ。だが、納得できない寅子。やりたいことはないものの、結婚するのも何かが違う…。同級生で親友の花江(森田望智)に「親不孝」と言われ、三度目の正直と意気込んだお見合いの席で、寅子は調子に乗ってしまう。
素晴らしい朝ドラ「ブギウギ」の後は、主人公だった福来すず子こと笠置シズ子と同い年の猪爪寅子こと三淵嘉子を描くということは同時代ということ。重なることがあるのかわかりませんでした。とにかくシシヤマザキのメインタイトルとバックに流れる米津玄師の主題歌「さよーならまたいつか!」がめちゃくちゃマイツボにハマりまくりで秒殺。やばいわ。さらに女は学校出たら嫁に行けという厳格な母から逃げて大阪に行くという寅子の理由が、「梅丸少女歌劇団」に入るって、入ればすず子と同期じゃんとニヤニヤしまくり。アホなおっちゃんが寅子の父親も良いし、キャスティングが第1話だけでニヤニヤ、ワクワク、ゾクゾクが止まりません。唯一見合い相手が…アメリカ帰りのキザ野郎な上に、いけすけない感じ丸出し、藤森慎吾が良いかも。伊藤沙莉ショーの感じがしますが、なんか凄いドラマになりそうな予感プンプンしますね。
☆☆☆3/4