元康（松本潤）らは信長（岡田准一）が待つ尾張・清須城へ向かった。幼い頃、織田に捕らわれていた元康は、信長から再会のあいさつ代わりに相撲の相手を命じられる。さらに、くせ者の木下藤吉郎（後の豊臣秀吉＝ムロツヨシ）や信長の妹・お市（北川景子）を紹介される元康。そして、盟約を結ぼうとする元康に、信長は驚くべき条件を提示する。一方、駿府に残された瀬名（有村架純）は、氏真（溝端淳平）から元康と離縁するよう迫られる。
歴史ドラマは，難しい。史実かどうかあやふやな逸話を適度にぶち込まないと面白くなりませんから。「鎌倉殿の13人」は，そのバランスが優れていた近年稀に見る大河ドラマの傑作だと思いますが、今回の「どうする家康」も勝るとも劣らない出来。清須城に来た家康と久しぶりに再会する信長とお市が描かれていましたが，まさか家康とお市の方が結婚⁇と振りながらお市の方は自分から縁談を断り、自分の誇りと初恋の人の立場を守るファインプレー。史実ではそんなことはなかったでしょうが，実に男前なお市の方を北川景子が見事に演じていました。それにしても美しい。
☆☆☆3/4
