秋のシーズンのTBS日曜劇場は、ゲーム業界を舞台に、若き天才ゲーム開発者が大資本の企業に立ち向かい成長していく姿を描く神森万里江オリジナル脚本、山崎賢人X岸井ゆきのX松下洸平主演「アトムの童」第3話「銀行からの使者」見ました。
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隼人(松下洸平)が那由他(山崎賢人)とアトム玩具でゲームを作り始める中、海(岸井ゆきの)の元上司の銀行支店長・小山田(皆川猿時)が融資額のうち3千万円を1カ月以内に返すよう要求してきた。海は、会社売却を提案する財務顧問の鵜飼(林泰文)を押し切って資金集めに奔走。この窮地を救おうと那由他と話した隼人は、開発者支援を行うパブリッシャーの晶(玄理)を連れてくる。
2006年オーストラリアシドニー駐在中にエレベーターピッチを初めて知って以来、短い時間でどうやって相手の心に刺さるかをして来たひとりとしては、まさか、日曜劇場でこんな言葉を聞けるとは思いませんでした。前2回に勝るとも劣らない素晴らしいエピソードでした。アトム玩具で新しいゲームを作るジョンドゥたちが目覚めた作ることだけではなく、売り込むこと。どちらが良いとか悪いとか、やさしいとか難しいではなく、チームで立ち向かう姿に心が震えましたし、潰れかけのちっぽけな会社が大会社に挑む姿に、血湧き肉踊りました。苦難の道が厳しければ厳しいほど、敵が強ければ強いほど倒しがいがあるのはゲームもリアルも一緒ですよね。次回も楽しみにしています。
☆☆☆☆1/4