事件現場に残された“遺留品”が持つ意味を徹底的に探り、声なき遺体が訴えたかったメッセージを代弁。事件そのものを解決するだけでなく、遺族の心情をも救う優しさと、超マイペースで空気を読まない不思議キャラで人気の刑事・糸村聡の活躍を描くドラマの第7シーズン、上川隆也X栗山千明主演「遺留捜査」第10話/最終回「最終回! 糸村、最後のメッセージ」見ました。
糸村(上川隆也)らの調べで、殺された組織犯罪対策課の氷室(崎山つばさ)が調べていたダークウェブサイトと、氷室の元先輩・岩瀬(津田寛治)が追う5年前の通り魔事件の関連性が浮上した。一方、雨宮(永井大)のパソコンへの不正アクセスは内部犯の疑いが濃厚に。そんな中、通り魔事件の犯人で当時大学生だった沢村(渋谷謙人)が事件を起こした背景が明らかになる。
毎回毎回糸村のって誰かが言ってましたシリーズのラストは、人類の進歩のほとんどは、不可能を受け入れなかった人々によって達成された。…って、誰かが言ってました。なかなかでしたね。2週にわたって描かれた沢村の無差別殺人と闇サイト土竜の謎。交錯する秘密の謎解き、木曜ミステリー最終回としては意外とあっさりしていたかな。
☆☆☆1/4