ウエアラブル端末、スポーツ分野で加速 ソニーやアディダスなど
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140120-00000028-fsi-bus_all
水を差すつもりはないんだけど、素人がデータ見てああだこうだと考えても長続きせず、半年も経てば面倒臭くなって使わなくなっていることが多いんだよね。ガジェットとか好きな人は使うこと自体に喜びを感じるのかもしれないけど。こういうのは、ちゃんとしたコーチやトレーナーによる分析があってこそ、初めて能力が発揮できるものだと思います。どっちかといえば管理ツールなんですよ。科学的トレーニングってのは、トレーニングメニューが組み立てられ、得られたデータを分析し、またトレーニングにフィードバックする、の繰り返しですが、これは本当に専門知識を持った人によって為されないと意味がない。素人が使っても、「目安」「指標」にしかならないと思いますよ。上達という意味では、使い続けてどれほどの効果があるのかっていうね。まあその気にさせるという意味では面白い商品なのかもしれませんね(笑)
自転車だと、俺はただスピード測るだけなんですけど、まあせいぜいケイデンスと心拍、あって斜度まででしょう。それだけ表示できれば90%以上のロード乗りは満足するはず。パワーメーターが流行っているようですが、専門家に言わせると、アマチュアがそれを使ってわかることといえば、「やっぱりプロってすごいんだな」っていうある意味絶望的な事実だけらしい。そのプロとて好き好んで使っているというよりはチームから支給されるからだそうです。なんで支給されるかというと、選手の能力などを管理するにはもってこいの製品だからだそうです。まあ俺は使ったことがないからなんとも言えませんけどね。
あと自転車の場合はサイコンにしてもナビにしても、ステムやハンドルにモニターを装着できるから、走りながら「リアルタイム」かつ「無理のない姿勢」でデータを見られるんだけど、例えばジョギングってのはなかなか難しいんじゃないかと思いますね。いちいち腕傾けて走りながら小さなモニターを見ないといけないんですよ。そう考えると軽量なモニター型ディスプレイと組み合わせて心拍計や速度などを表示させることが出来れば、それはそれで有用なのかもしれない。
ちなみに自転車だとこういうのがあります。
→ 速度や距離などを表示できるAndroid搭載サングラス「Recon Jet」
→ 公式サイトはこちら
ちなみに俺は・・・いらない。「zerorh+」の軽量なサングラスがとても気に入っているので、それより重くなるのは嫌だ。人間、一度楽なことを覚えるとなかなか後戻りはできないものですよ(笑)。それに前述のとおり、自転車ってのはほんの少し視線を落とすだけでサイコンの数字が見えるもの。常に視界の中に数字が表示されている状態って、使っていたら慣れるんだろうけど、でもきれいな景色は余計なノイズ無しで見たい。「あったら便利だけどなくても全然問題ない」というレベルのものは使わない(コストにもよるけどね)。
明らかに導入のメリットが大きく「これを使わなければ馬鹿だ」「絶対的に便利・快適になる」「明らかに見た目がかっこよくなる」って自分で納得できるものじゃないとだめですよ。自転車の場合、一般的にそれが何かと言われたら、サイコンやビンディングペダルやSTIであったり、もっというとヘルメットやサングラスやレーパンといった、すでに「スタンダード」「当たり前」となっている装備なわけですよ。軽量ホイールもそうかもしれない(ディープリムは俺みたいなスキルのない人などが使うと単に「デザインのための装備」になりかねない)。つまり、もう現在の時点である程度スタイルが完成されているわけです。それに続くものってなかなか出てこないですよ。電動変速でさえ「使わなければ馬鹿だ」レベルのものじゃない(使ったことはないけれど)。便利で楽なのは間違いないとは思うけど、あれはどちらかというと好みの問題だろう。機械が介在するよりもダイレクトな操作を好ましく感じる人はたくさんいるし、メンテナンス性を重視する人も多いと思う。ビッグレースでプロが使うコンポはほとんどが電動だろうけど、あれはちゃんとメカニックが整備するわけでね。ディスクブレーキもトレンドみたいだけど、あれが定着するにはホイールメーカーが本腰を入れないとダメだ。
話をまとめると、ごく一部の人・・・プロやハイアマチュアといった「競技者」でない限り、機械に振り回されるだけの結果になってしまうかもしれない。俺は科学的トレーニングを決して否定するものではありませんし、向上心を持つことはとても大切だとは思いますが、使う人によって科学的にもなるし、単なる似非科学やプラシーボに終わることもあるということです。日本人は形から入る人が多いから、これらの商品は最初のうちはよく売れるかもしれないけど、そのうち飽きて使わなくなる人が続出なのではないかと思います。テニスを趣味でやっている人が、気持ちよく汗流したあとに、家帰ってわざわざパソコンやスマホ使ってちまちまデータ分析したりすることを「習慣」にしますかね。シャワー浴びてからビール飲んでぐっすり寝るほうがよっぽど幸せな気がします。まあ結局は人それぞれ、オプションのひとつとしてこういうツールもあるということですね。
ただ、つらつら書いてきたわりには、俺ってこういう製品とか無性に欲しくなっちゃったりするんだよね。ウインカーとして使えるんじゃないかって思うの。転倒したらLEDのレンズ面が一発でザラッザラになりそうだけど。
しかしこれ、サイズが異様にデカいな。しかも本体が樹脂製って・・・やっぱり使えないわ(笑)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140120-00000028-fsi-bus_all
水を差すつもりはないんだけど、素人がデータ見てああだこうだと考えても長続きせず、半年も経てば面倒臭くなって使わなくなっていることが多いんだよね。ガジェットとか好きな人は使うこと自体に喜びを感じるのかもしれないけど。こういうのは、ちゃんとしたコーチやトレーナーによる分析があってこそ、初めて能力が発揮できるものだと思います。どっちかといえば管理ツールなんですよ。科学的トレーニングってのは、トレーニングメニューが組み立てられ、得られたデータを分析し、またトレーニングにフィードバックする、の繰り返しですが、これは本当に専門知識を持った人によって為されないと意味がない。素人が使っても、「目安」「指標」にしかならないと思いますよ。上達という意味では、使い続けてどれほどの効果があるのかっていうね。まあその気にさせるという意味では面白い商品なのかもしれませんね(笑)
自転車だと、俺はただスピード測るだけなんですけど、まあせいぜいケイデンスと心拍、あって斜度まででしょう。それだけ表示できれば90%以上のロード乗りは満足するはず。パワーメーターが流行っているようですが、専門家に言わせると、アマチュアがそれを使ってわかることといえば、「やっぱりプロってすごいんだな」っていうある意味絶望的な事実だけらしい。そのプロとて好き好んで使っているというよりはチームから支給されるからだそうです。なんで支給されるかというと、選手の能力などを管理するにはもってこいの製品だからだそうです。まあ俺は使ったことがないからなんとも言えませんけどね。
あと自転車の場合はサイコンにしてもナビにしても、ステムやハンドルにモニターを装着できるから、走りながら「リアルタイム」かつ「無理のない姿勢」でデータを見られるんだけど、例えばジョギングってのはなかなか難しいんじゃないかと思いますね。いちいち腕傾けて走りながら小さなモニターを見ないといけないんですよ。そう考えると軽量なモニター型ディスプレイと組み合わせて心拍計や速度などを表示させることが出来れば、それはそれで有用なのかもしれない。
ちなみに自転車だとこういうのがあります。
→ 速度や距離などを表示できるAndroid搭載サングラス「Recon Jet」
→ 公式サイトはこちら
ちなみに俺は・・・いらない。「zerorh+」の軽量なサングラスがとても気に入っているので、それより重くなるのは嫌だ。人間、一度楽なことを覚えるとなかなか後戻りはできないものですよ(笑)。それに前述のとおり、自転車ってのはほんの少し視線を落とすだけでサイコンの数字が見えるもの。常に視界の中に数字が表示されている状態って、使っていたら慣れるんだろうけど、でもきれいな景色は余計なノイズ無しで見たい。「あったら便利だけどなくても全然問題ない」というレベルのものは使わない(コストにもよるけどね)。
明らかに導入のメリットが大きく「これを使わなければ馬鹿だ」「絶対的に便利・快適になる」「明らかに見た目がかっこよくなる」って自分で納得できるものじゃないとだめですよ。自転車の場合、一般的にそれが何かと言われたら、サイコンやビンディングペダルやSTIであったり、もっというとヘルメットやサングラスやレーパンといった、すでに「スタンダード」「当たり前」となっている装備なわけですよ。軽量ホイールもそうかもしれない(ディープリムは俺みたいなスキルのない人などが使うと単に「デザインのための装備」になりかねない)。つまり、もう現在の時点である程度スタイルが完成されているわけです。それに続くものってなかなか出てこないですよ。電動変速でさえ「使わなければ馬鹿だ」レベルのものじゃない(使ったことはないけれど)。便利で楽なのは間違いないとは思うけど、あれはどちらかというと好みの問題だろう。機械が介在するよりもダイレクトな操作を好ましく感じる人はたくさんいるし、メンテナンス性を重視する人も多いと思う。ビッグレースでプロが使うコンポはほとんどが電動だろうけど、あれはちゃんとメカニックが整備するわけでね。ディスクブレーキもトレンドみたいだけど、あれが定着するにはホイールメーカーが本腰を入れないとダメだ。
話をまとめると、ごく一部の人・・・プロやハイアマチュアといった「競技者」でない限り、機械に振り回されるだけの結果になってしまうかもしれない。俺は科学的トレーニングを決して否定するものではありませんし、向上心を持つことはとても大切だとは思いますが、使う人によって科学的にもなるし、単なる似非科学やプラシーボに終わることもあるということです。日本人は形から入る人が多いから、これらの商品は最初のうちはよく売れるかもしれないけど、そのうち飽きて使わなくなる人が続出なのではないかと思います。テニスを趣味でやっている人が、気持ちよく汗流したあとに、家帰ってわざわざパソコンやスマホ使ってちまちまデータ分析したりすることを「習慣」にしますかね。シャワー浴びてからビール飲んでぐっすり寝るほうがよっぽど幸せな気がします。まあ結局は人それぞれ、オプションのひとつとしてこういうツールもあるということですね。
ただ、つらつら書いてきたわりには、俺ってこういう製品とか無性に欲しくなっちゃったりするんだよね。ウインカーとして使えるんじゃないかって思うの。転倒したらLEDのレンズ面が一発でザラッザラになりそうだけど。
しかしこれ、サイズが異様にデカいな。しかも本体が樹脂製って・・・やっぱり使えないわ(笑)